深夜特急 | セブ留学 3か月日記 フィリピンのセブ島に留学/短期間でしゃべれるようになるか?

セブ留学 3か月日記 フィリピンのセブ島に留学/短期間でしゃべれるようになるか?

3か月でしゃべれるようになるのか?セブ島の格安英会話学校で英語を習得している様子を書いたブログ

3号は、僕がセブ島生活をはじめてから2週間後に学校にやってきた。

仲良くなったきっかけは、好きな
フィリピンの場所について話をしたことがきっかけ
だったと思う。

沢木耕太郎さんの深夜特急が好きで、なるべく現地の人と話をしたり、現地人がいくような食堂にいき、その土地を味わいたい、
ちょっと、何かが起こりそうなところにも気を付けながらいってみたいとも。

深夜特急の香港の廊街のところP93の表現に近しい場所を僕は求めていた。

抜粋

長い長い露店街が続き、人はここにも溢れていた。
その人々の流れに身をゆだねながら、私は激しく興奮していた。なぜ自分がこんなに熱くなっているのかわからない。しかし、とにかく、これが香港なのだ。今まで私がうろつきまわっていた場所などは、ここに比べれば、葬儀場のようなものでしかなかった。これが香港なのだ。

と沢木さんは書いている。

心ふるわせる体験、旅がしてみたかった。
現地の人と商品が入り乱れる、「なにかが起こりそうな」マーケットが好きだ。

ちなみにミッドナイトエキスプレス(深夜特急)とはトルコの刑務所の受刑者の隠語で
脱獄することをミッドナイトエキスプレスにに乗るといったそうです。



学校はスパルタ式の学校ということもあってか、異様にまじめな人がおおく、
土日の休校日にでかけるにしても集団でかつショッピングセンターなどに行く人が多かった。
学校も遠出をするときには先生と同行で、許可をとってからというポリシーがあるようで、
さらに、町の食堂は不衛生だからいってはいけないと指示されていた。

だから僕は旅に対する考えを封印していた。


始めの1週間、3号は弱っているように見えた。
ほかの生徒が7時ごろ起きるのに、10時ごろまで寝ていることがある。

朝はすこぶる弱いらしい。
夜もしきりに携帯をいじっていた。

ホームシックにかかって日本の親友とやり取りをしているのではと思った。
だから、おーいお茶のティーパックをあげてみた。

3号は残業中にイチゴのタルトを差し入れられたような、感謝を煮詰めた飴色のまなざしを見せた。

留学で一週間ぐらいするとどっと疲れが出る。
日本茶は異国で日本人をいやす。