突きつけられた現実 | 結婚指輪・婚約指輪オーダーメイドジュエリー★手づくり体験★彫金教室★Arts & Crafts Studio

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東京都中野区にあるアクセサリー&ジュエリーの制作、および彫金スクールを行っているArts & Crafts StudioのStudio日記です。
Studioでの出来事、作品の事、スタッフの日々の戯言等を書いております。

はい、どもども。


いやはや、今年もボケボケとしている間に後4日。


二十歳を過ぎてから時間の流れるスピードと白髪の増えるスピードが速く


なったものだとしみじみと思うスタッフのシューでございます。


このまま髪の毛の抜けるスピードにも拍車がかかり、


気づいた時にはツルッツルになっているんじゃないかと考えてしまい


身震いが止まらなくなっている今日この頃であります。


最早、2行目の前振りの意味が全く無くなっていると言うのはココだけの秘密です。





まぁ、さっきも書きましたけども、今年も残すは後4日。


と、言う事は年末のイベントの一つに掲げられているクリスマスとやらも


今年は過ぎ去った訳でして。


特に何かパーテーやらツリーを何処かに見に行くやらと特別な事をしていた訳でも無く


いつも通り教室で作業をしてたんですよ。


で、今日はその時に作業をしながら思い出したクリスマスのお話でも一つ。


えぇ、残すは年越しだけと言うこの時期にクリスマスに戻ってやろうと思います。


最早、作業の話でもなければ教室関係の話でもないと言う鋭いツッコミは、


僕が枕を涙で濡らす事になるので実行しない方向でお願いします。


生暖かい目で見守っていただけると幸いです。


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あれは僕がまだ小学校4年生の時でしたかね。


時期的にはクリスマスちょっと前でした。


どうしても欲しいゲームがあったんですよ。


それこそ、喉から手が出る程に。


しかし、親の方針だったんですかね。


普段、欲しい物をねだっても基本的に



我慢しなさい。

(´・ω・`) 何言ってんの?



と、子虫を払う位の軽いノリであしらわれる事が多かったんですよ。


あぁ、切ない。


しかし、今回の物に関してはどうしても欲しかった僕。


頭に入っている物がちゃんとした脳みそかも怪しい小学生の時期の僕。


考えに考え抜いた答えがこれでした。




・・・・クリスマスがあるではないかと。

(≧∀≦*) ウヒヒ



これに乗っかって欲しいゲームを買ってもらうしかない。


今思うと、子供ながらになかなか頑張って考えた作戦じゃないかと思うんですよ。


して、作戦が決まった所で今度は戦略を考える事に。


どうやってサンタクロースと称して現れるであろう親にアプローチをかけるかと。


・・・・・


・・・・・


・・・・・


難事件を解決する為に一生懸命推理するシャーロックホームズ並に


考えました。



そして出た戦略がこれ。



手紙。勿論、手書き。




子供の時の話なのでどう言う経緯でこの戦略に行き着いたかは覚えていないのですが、


1つだけやたらと覚えている事があります。


枕元に手紙を置いておけばとりあえず何とかなるだろうと言う浅はかな考えをしていた事を。



戦略も決まった所でいざ作戦のキモとなる手紙の作成にかかる小学生の僕。




サンクロースとは髭モジャの爺さんと称して実は親が演じているとしっているんだぜ!

(*`▽´*) へへへ



と、全く持って可愛げの無い考えをしていた僕が作成した手紙がこちら。




サンタさんへ


こんばんわ。僕はシューと言います。


僕はクリスマスに○○(ゲームのタイトル)がどうしても欲しいです。


宜しくお願いします。




大体こんな感じでしたかね。


もうちょっと長かった気もするのですが概ねこんな出来栄えだったのは


覚えています。


もうね、今思いだすと欲望丸出しですよ。丸出し。


サンタクロースは親だと思っているにも関わらず、書き出しから


サンタさんへ


とか書いている辺りなんか悪意すら感じる始末。


まぁ、昔の自分の事ですからあんまりバッシングしてもしょーも無いんですけどね。


あぁ、寂しい。



とにもかくにも、手紙の作成も終えた僕はいざ決戦の聖なる夜を待つ事に。


そしていざその時が来ます。


聖なる夜。枕元には自分の持っている欲望を書き込むだけ書き込んだ


最終兵器をセットします。


そして、起きたら枕元に欲しいゲームが置いてあるに違いないと言う希望を胸に


床の間に就きます。


・・・・・


・・・・・


・・・・・


そして時間は流れ翌朝に。



寝ぼけ眼で枕元を見るとボヤけて何やら箱が見えます。


・・・・・キタ。これキタ。

(°∀°)


まだ目の焦点は合わないものの、箱が置いてあるので起きたとたんにテーションは


MAXまで跳ね上がります。


早く物を確認したい。


そんな気持ちで箱の方に視線を置きながら、一心不乱に目をこすります。


次第に合い始める目の焦点。


すると、ここで1つの違和感に気づきます。


・・・・・デカいんですよ。箱が。やたらと。


確かに頼んだゲームは箱に入っている物だったんですよ。


が、枕元に置いてある箱はそのゲームの箱よりも5倍くらいあるサイズだったんですよ。


・・・・なんか変だぞ?

( ̄△ ̄;)


さらに、視界が晴れていつも通りに戻ります。


すると箱には大きな文字でこう書いてあるのが見えました。





N  I  K  E。




よーし。カタカナでも書いちゃいまーす。




ナ  イ  キ。




えぇ、そりゃーゲームの箱より大きですよ。


枕元に置いてあったのは箱入りのゲームではなく、


NIKEの靴を入れる箱だったんですから。


あまりの事態に愕然とする僕。


そりゃー、アホな僕は作戦失敗するとは思ってもいなかった訳でして。


しかし、諦めの悪い僕はまだ希望は捨てません。


もしかしたら、NIKEの箱はフェイクで箱の中にゲームが入っているかもしれない!

ハァハァ(´Д`;)


と。


流れ的には、どう考えてもNIKEの靴が入っている展開なのにも関わらず、


唯一の期待を胸に箱を開きます。



そ~れ。




パカっ。




・・・・・・そして奇跡は起こりました。


さすが、聖なる夜の次の日。


箱の中身はNIKEの靴ではありませんでした。


箱は単なるフェイク。


本物のプレゼントの正体はこれでした!!!!!!!




・・・・・


・・・・・


・・・・・


adidasの子供用の手袋。


野球のC球。


以上。





膝から崩れ落ちました orz orz orz。


もうね。漫画かと。そうでなければ何かのコントの練習かと。


まさか、靴の箱の中に手袋と球が入っているとは思いもしない訳で。


いやぁ、これは衝撃的な光景でしたよ。本当に。


しかもNIKEの箱なのに中身adidasて。。。。


今考えると、ブランド物に相当うとい僕の親っぽい仕様でしたけどね。



そんな訳で重ねに重ねられたフェイクの末、聖なる夜の翌日にも関わらず寝起き一発目から


これでもかと言う位の涙目になった小学生の僕は、



現実って・・・・厳しいな・・・・

(iДi)てか、サンタってやっぱ親やん・・・・



と、これでもかと言うほどの現実を噛みしめながら、朝のトイレタイムに向かう事に


なったのでありました。



めでたしめでたし。


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と、こんなほろ苦いエピソードを思い出しながら一人で作業していた2013年


クリスマスだった訳なのでした。


因みに、この日先生は家族でクリスマスパーテーをすると言って颯爽とルンルン気分で


帰って行ったのでありました。


今、改めて考えると・・・・・・


僕と先生じゃ、クリスマスの内容に天と地の差がありすぎてセンチメンタルな気分に


なりましたとさ・・・・orz


来年のクリスマスはどこで何をしているのやら・・・・・。




P.S


今回もいつもの如く、時期の過ぎたどうでも良い話を書いた訳なのですが・・・・。


本年のブログ更新は今日でおしまいにしようと思いますです☆


クリスマスの話題なんて書きまして全くと言っていいほど、


本年を締めくくるような内容ではなかったのですが・・・・


冒頭でも書きましたが生暖かい目で見てやっていただけると幸いでございます。


それでは、今年お世話になった皆様も、まだお世話になっていない皆様も・・・・


良いお年をお迎えくださいませませ☆


ヾ(@°▽°@)ノ 今年も1年、お疲れ様でした♪