新年度は、新制度、新入学、新番組、新入社員の入社式など、新しい事でスタートするので、桜の開花状況のニュースと相まって、とても初々しい気持ちになります🌸
さて、新年度から働き方改革がスタートしました。
運送業、建設業、医業に規制が掛かります。
弊社も建設業なので、この法律に関してはとても頭を悩ませております。
と言うのも、自社の努力で何とかなる問題と、そうならない問題があります。
建設業で何に困っているのかと申しますと、
土日を含め4週間の工期が必要な現場があるとしましょう。働き方改革の法令に合わせようとなれば、週休2日の工期で組まなければなりませんので、そうなると5週間掛かる事になります。
工事を請け負う立場として、土日空けられる事は社員の福利厚生上とても有り難いのですが、その反面、工事を発注する立場の施主は、1日も早く引き渡して欲しいという強い要望があるのです。
工期がこれまで以上に掛かる事に対して、発注者は理解を示して頂く必要があります。というより、施主川から土日は工休日にして工程を組んでくれという要望を出して発注してもらいたいのですが、無理だろうなぁ〜
またまた例え話
弊社が土日を休みにしたいのです。と施主に言ったとしましょう。
おそらくですが、こんな事が起こるような気がします。
お客様は弊社の知らないところで、他の工事業社であるA社、B社、C社に問い合わせ、より短い工期で施工する業者を探すのです。あとは工程の長さと見積金額を天秤にかけ、何処かの業者に発注するでしょう。
よって、建設工事業を営む企業にとって、働き方改革の規制は足枷でしかありません。
それを守ったばかりに、機会ロスをする事になりかねません。
あくまでも仮の話ですが、企業努力だけではどうにもならない事も起こり得るのです。
とは言え、我が国は法治国家ですから、決まった法令に合わせて企業を変化させていかねばなりません🇯🇵
今回は文句を並べ立てたブログになってしまいましたが、まずは知恵を出し、汗をかいてよりよい仕組みづくりを進めていきたいと思います