今日は下の左6番を抜歯してきました。
歯に関心のある人ならご存知の方も多いと思うのですが、6番というのは咀嚼で1番使う歯と言われています。これを抜くって大丈夫なの?!と思う方も多いと思います。
矯正歯科の院長先生も最初は下は5番を抜歯しようという考えでした。それを、私自身の希望で6番抜歯にしてもらったのです。
なぜ私が6番抜歯を希望したかというと、私の下の6番の状態が既に悪いためです。
これは下の左の奥歯のレントゲン写真ですが、6番は既にエナメル質の大半が失われ、神経もとってしまって詰め物がしてあります。
写真では分かりにくいと思いますが、5番は位置がおかしくなってますが虫歯の治療歴もない歯なのです。
(この5番の位置がおかしいせいで、6番に歯ブラシが届かなくなって虫歯が進んでしまったらしいのです。。。)
だから、どうせ抜くなら状態の悪い6番を、と考えたのでした。矯正歯科の院長さんもその後プランを考え直してくださって、「6番は右も状態が悪いし、もし6番抜歯で矯正するなら、器具装着の期間が半年くらい短縮する」と言われたのです。それならばということで、そのプランでいくことになったのです。
前置きが長くなりましたが、今日はいよいよ抜歯でした。予約時間5分前に歯医者さん到着。
診察室に入っていつもの先生からのお話は「前回は大丈夫でしたか?抜歯後の注意(抜歯当日は湯船に浸かっちゃダメとか)はもうお分かりですよね。」と短め。「でも今日はこれまでより抜歯に時間がかかると思いますし、抜歯後の痛みも少しある可能性があります」と言われたのでした。
そして入念に麻酔して、麻酔が効くまで放置。この放置は20分くらいと長かった。放置の間に先生は他の人を3人くらい治療してました。。。
そしていよいよ抜歯。なるべくリラックスして...と心がけましたが鼓動は早くなるしリラックスは難しい。しかもなかなか抜けない。先生いわく「掴める部分がないので少し削ります」ということで、途中2回ほど削りました。
「これ今日中に抜けるのかな」「こんなに時間がかかったら麻酔が切れないかな」など不安が頭をよぎりましたが、どうにかこうにか抜けました。
結局、抜くために掴むところがなく、歯を縦に削って歯の土台を1つずつ抜いたそうです🦷
抜いたものを見せてもらいましたが、子供の歯みたいなのが2つ、という感じになってました。
止血しながら時計を見たら、抜歯にかかった時間は20分ほどでした。
これほどの作業でしたが痛みは全く無し。もともと神経を取ってしまっているので痛みもなかったのかもしれません。むしろ抜歯してくださった先生がしんどかったのではないかと心配です。。。
診察室を出て、お会計はまたもや保険適用でした。化膿止めの抗生物質を処方されて終了でした。
今回は歯科滞在時間は1時間10分くらいでした。
麻酔注射と放置が30分以上でした。
これを書きながらだんだん麻酔が切れてきましたが、今のところ痛みはありません。
それにしても自分で選択したこととはいえ、6番抜歯という選択が果たして本当に良かったのかという思いはあります。
ただ、左6番は数年後に状態がさらに悪化したら抜歯することになったのだろうと思います。そうなったらインプラントやブリッジなどすることになったのでしょう。
今回も保険適用だったのはおそらくそういうことを見越してなのでは、と思っています。
ちなみに、帰宅後に具材を少し入れたオートミールのスープを食べたのですが、下の6番がなくても上下の7番があるので奥歯で咀嚼できます。
抜歯後の写真載せます(加工済み)
正面から。
茶渋で歯が汚くてすみません。左6番抜歯しても、見た目にはほぼ影響ありません。
内側。
抜いたところは大きな血餅になっています。前後の5番と7番はさほどひどくないように見えます。次回は右6番を抜歯します。
最後のおまけは昨日行った銀座資生堂パーラーの和牛フィレのハヤシライス。
柔らかい和牛フィレ、じっくり煮込んだルー、付け合わせの福神漬けなどとてもおいしかったです。「ご飯のおかわりが何杯でも自由です」と言われおかわりしました笑
歯を整えて老後まで美味しいものをたくさん食べたいです。