アートなTシャツコレクション~2022初夏~ | アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

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【ルール】

名画をモチーフにしたTシャツを100枚集めたらゴール

 

  ・ただし、1アーティストにつき、1枚とする

  ・ミュージアムショップや展覧会のグッズとしてのTシャツは除外する

  ・ユニクロ(UT)も除外する

 

 

まだ6月というのに、すっかり夏日ですね。

早くもTシャツのベストシーズンになってきました。

ちなみに、今年のトレンドはオーバーサイズとのこと。

これまでMサイズを選んでいましたが、

トレンドに乗って、Lサイズを選んでみました。

なお、今回は昨日展覧会を紹介した、

市原湖畔美術館でロケをさせて頂いております。

この場を借りてお礼を。ご協力ありがとうございました!

 

 

43枚目 アンリ・ファンタン=ラトゥール(1836~1904)

 

 

 

ユナイテッドアローズから発売されている、

TAGS WKGPTYとロンドンナショナルギャラリーのコラボアイテム。

印象派の画家と同世代で親しくしながらも、

王道の写実スタイルを貫いたアンリ・ファンタン=ラトゥール。

その代表作の一つ《ばらの籠》を、踊るようなタイポグラフィーが囲んでいます。

 

 

 

よく言えば、フォーマルとカジュアルの中間のようなデザイン。

あえて悪く言えば、どっちつかずなデザインと言えます。

 

 

 

44枚目 サルバドール・ダリ(1904~1989)

 

 

 

2019春にSupremeが発表したダリTシャツ。

ご存じ《記憶の固執》のあの溶ける時計を大胆に配置。

しかも、カモフラ柄と合わせるという奇才なデザインのTシャツです。

さすが人気ブランドSupreme。

速完だったらしく、古着屋でどうにか見つけました。

 

 

 

45枚目 菱川師宣(1618?~1694)

 

 

 

オリジナルデザインTシャツを販売しているという、

手づくり工房funfam(ファンファム)で見つけたアイテム。

菱川師宣の《見返り美人図》が天使の姿に劇的大変身しています。

その名も、ミカエル美人。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

このダジャレを考えたのは僕じゃなくて、funfamですから!

 

 

 

46枚目 ジャン=ミシェル・バスキア(1960~1988)

 

 

 

MEN'S BIGIが展開するオリジナルブランド、

ユニオンステーションから販売されているバスキアTシャツ。

普通のラグランと見せかけて(?)、

片側だけラグランというトリッキーなデザインです。

ちなみに、ネットで1100円で買えました。

ちょうどその日に、前澤さんが所有していたバスキア作品が、

NYのフィリップスのオークションで約110億円で落札されたニュースが報じられていました。

・・・・・・・・このTシャツ、何枚買えるんだ。

 

 

 

47枚目 岡本太郎(1911~1996)

 

 

 

岡本太郎をモチーフにしたTシャツは、

岡本太郎美術館や岡本太郎記念館のショップで多数販売されていますが。

こちらは、アメリカのキャップブランド「ニューエラ」とのコラボTシャツです。

 

 

 

と、それだけに。

《明日の神話》の登場キャラたちも、

ちゃんとニューエラのキャップを被っています。

赤い怪物の彼は被せてもらえなかったようですが。

 

 

 

48枚目 カスパー・ダーヴィッド・フリードリヒ(1774~1840)

 

 

 

モスクワのコミュニティから生まれたスケートウェアブランド、RASSVETと、

エルミタージュ美術館に次ぐ、ロシア第2位の美術館プーシキン美術館とのコラボTシャツ。

ドイツロマン主義を代表する画家、
カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの《Two men by the sea》がプリントされています。

え?どこに?

もちろん後ろに。

 

 

 

フリードリヒといえば、やたらと後ろ姿の人物を描く画家。

なので、おのずと前面よりも背面にプリントされるわけで。

 

 

ゴールまで、あと52枚。




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