何とも気になるネーミングのイベントに、ご招待頂いたのは、先週のこと。
イベント名以外は、何一つ知らされておらず、
“きっと、メイドの恰好をした女の子がいるに違いない!”
“で、その女の子が、 「お兄ちゃん♪」 て呼んでくれるに違いない!”
“そして、その僕の血の繋がっていないメイドの妹は、



・・・と、これ以上書くと、
僕のイメージダウンにしかならない妄想をしながら、出発場所である谷中のカヤバ珈琲へ。
すると、そこには、僕以外の参加者が3名。
どうやら、ナビゲーターの方とともに、
定員4名で、谷中散策をする企画らしいことがわかりました。
ちなみに、僕以外の参加者は、若い女性ばかり。
この時点で、メイドが登場してムフフ…なイベントではないと悟りました (笑)
そして、開始時間ピッタリに、
どことなく、金城武に似た今回のナビゲーターさんが登場。

一縷の望みを賭けてはいましたが、メイドでは、ありません。
いい加減、ムフフ…なイベントは、諦めます。はい。
というわけで、ここからは、気持ちを切り替えて、
本来の谷中妄想カフェを楽しむことにいたします。
ツアーのはじめに、まずはナビゲーターさんから、提灯を手渡されました。

なるほど。
一人一提灯を持って、谷中の街を散歩するというイベントのようです。
実は、人生で初めての提灯体験ゆえ、
提灯を手渡された時から、テンションが上がっておりました。
おそらく、メイドが出てくるよりも嬉しい体験です (笑)

ではでは、提灯を持って、谷中の街へ。
ナビゲーターさんが案内してくれたルートは、
地元に精通してなければ通らないような細い路地あり、

谷中が谷であることを実感させられる急な階段あり、

(写真がブレブレなのは、右手に提灯を持っているからです!!)
と、少し日常から離れたような場所ばかり。
くわえて、宵の闇と、提灯の明かりとが、非現実感をさらに盛りたてます。

細い路地のど真ん中に、
木が生えている光景に出くわしたときには、
完全に、現実世界から逸脱してしまったのかと思ってしまったほど。
「・・・いつの間にか、世にも奇妙な世界に迷い込んでしまっのたかも?!」
気づけば、妄想が止まらない自分がいます。
あ、だから、谷中妄想カフェなのか!
さてさて、その後約1時間ほど、
谷中の街を提灯を持って散歩したわけですが。
今も、目をつむれば、その光景を、ありありと思い出せるほどの不思議な体験を、幾度もしました。
どこからともなく、不思議な音楽が聞えてきたり、
不思議な人物 (妖怪?お化け?) とすれ違ったり、
(もしかしたら幽霊かもしれない!) 美しい方からのおもてなしを受けたり…etc。
それらは、本当に自分が体験したことなのか、
はたまた、自分の妄想なのか、はたまた、イベントの仕込なのか (←?!)
その真相は、わかりません。
ともあれ、あっという間の約1時間。
ツアー終了と同時に、ハッと現実世界に戻った (…ように感じた) のが、一番印象的でした。
現実世界と、そうでない世界の境界線は、案外紙一重なのかもしれませんね。
そんなことに気づかせて頂けた、
ステキで、かつちょっと不思議なイベントでした。
9月17日まで、毎週金曜・土曜に開催されているそうです。
興味がある方は、ぜひ、こちらから↓
http://okatte.info/guruyami/mousoucafe/
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