【ソムリエ試験】フランスブルゴーニュ地方のA.O.C.とは？

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ソムリエ試験合格アドバイザーともです

このブログでは、ソムリエ試験、ワインエキスパート試験を受験される方にむけて、最新のソムリエ教本の中から、出題頻度の高い箇所や、理解が難しい箇所について、要点をまとめて解説しています

前回、ブルゴーニュ地方には6つの生産地区があるというお話をしました。
⇒前回の記事をお読みでない方はこちら

今回は②ブルゴーニュ地方のA.O.C.の階層構造について解説していきたいと思います

⇒A.O.C.とは？という方はこちら

ブルゴーニュ地方のポイント
～～～～～～～～～～～～～～～～～

① 生産地区
　⇒６つの生産地区　

② A.O.C.の階層構造
　⇒５段階のピラミッド型階層

③ ６つの地区のA.O.C.名とワインのタイプ（赤、白、赤白）

④ グラン・クリュ名（特級畑名）

～～～～～～～～～～～～～～～～～

ブルゴーニュ地方には100を超えるA.O.C.があり、

グラン・クリュと呼ばれる『特級畑』のワインから

地方名A.O.C.（A.O.C.ブルゴーニュなど＝広い範囲）のワインまで

厳密な５段階のピラミッド型階層に分けられています。

グラン・クリュ（特級畑）

ブルゴーニュ地方の最高の畑がグランクリュ（特級畑）です。
ワインのラベルには畑名だけが書かれています。

プルミエ・クリュ（1級畑）

グラン・クリュに次ぐ潜在力をもった優れた畑です。

ラベル表示の例）
A.O.C. Vosne-Romanee Premier Cru Les Suchots

↑
ヴォーヌ・ロマネ村の1級畑のレ・スショ

村名A.O.C.

優れたワインを生産する村の中で、グラン・クリュ（特級畑）やプルミエ・クリュ（1級畑）に
認定されていない畑のワインは、村の名前のA.O.C.を名乗ります。

地区名A.O.C.と地方名A.O.C.

ボージョレ Beaujolais など広い地区名を名乗るA.O.C.と、
ブルゴーニュ Bourgogneのように地方名全体を名乗るA.O.C.が
ピラミッドの底辺に位置しています。

いかがでしたか

フランスワインにおいてはこのA.O.C.を理解することがとても大切です

一回で理解するのは難しいかもしれませんので、
こちらと合わせて何度か復習してみてください

最後までお読みいただきありがとうございました