「お客さまは神様です」の誤解。 | 言葉のチカラで『美心整活』。智恵の心を整える毎日名言。

言葉のチカラで『美心整活』。智恵の心を整える毎日名言。

言葉は人をも変える魔法を秘めている。
偉人が残した言葉は
わたしたちの人生の道しるべ。

たくさんの言葉に出逢おう。
毎日、1名言。
読み続けることで
気持ちが整い、考えが進化深化し、振る舞いや態度が変わり、そして、人生が少しずつ変化する。


2/2 Vol.876号(2年4ヶ月20日)

みなみなさま、おっはよーいどんどんどん\(^o^)/

今日の名言・気付きをお送りします☆

。*★ーーーーーーーー★*。

「お客さまは神様てす」


〜三波春夫〜

。*★ーーーーーーーー★*。 


この言葉の意味は、多くの人が
「お金を払う立場のお客側は、
神様のように扱うべき・扱われて当然である」と思っているが
事の真相はまったく違うというのが
三波春夫のオフィシャルサイトで理解できた。





以下オフィシャルサイトの抜粋。


・・・

『歌う時に私は、
あたかも神前で祈るときのように、
雑念を払って澄み切った心にならなければ完璧な藝をお見せすることは
できないと思っております。
ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。
また、演者にとってお客様を歓ばせるということは
絶対条件です。
だからお客様は絶対者、神様なのです』

三波にとっての「お客様」とは、聴衆・オーディエンスのことです。
また、「お客様は神だから徹底的に大事にして媚びなさい。何をされようが我慢して尽くしなさい」などと
発想、発言したことはまったくありません。


・・・


お客さまを神様とみる心構えであって
それはお客さまを神様としてあがめ、もてなし、
お客さまの無理難題にも、がんばって応える、というわけではないのですね。


それなのに、多くのサービス業界で根強く残っている・染み付いている信念・価値観。。


実際私も長くサービス業につとめてきて
お客さまは神様だと教わらないとしても
現場ではそう思わざるを得ない状況をたくさん目の当たりにしているわけで。

それにサービス業界で出会った多くの仲間たちは、
もともと奉仕精神が満載。


それも、この言葉の真意が伝わらず、
独り歩きになってしまった要因のひとつでもあるように思います。


ぜひ、オフィシャルサイトで
この言葉の真意を読んでいただきたい。



最後に
「お客さまは神様だ!」と言い張るクレーマーへの
素晴らしき「返し」をご紹介。

↓↓

年に1回くらい「お客様は神様だろ!」っと言われることがあるが、
「他の神様のご迷惑になりますのでお引き取りください」で大体収まってた。
あなたが神様なら、他のお客様も神様なので。
(@shione_kageki)



あまりにも理不尽・無理難題を投げかけてくるお客さまに、伝えたい言葉ですねチュー





祓(はらえ給え
清(きよ)め給え
神(かむ)ながら
奇(く)しみたまえ
幸(さきわ)い給え

本日も宜しくお願いいたします☆