昨日はタケルとお出掛け。
ベビーカーをひいて
電車に乗ったのだけど…。
ベビーカーで乳児連れてるので
優先席へ…
そこにはすでに
ベビーカー親子が立っていて。
どうやらお婆ちゃんも一緒のようで。
でも、優先席は満席。
見渡すと、 確かに年配者の方が座っていて。
でも、そのママの前には、
かっぷくの良い比較的若い男性が音楽かなんか聞きながら携帯をいじっていた。
良くみると、そのママのお腹はふくらんでいた。
お婆ちゃん(とはいえ見た感じ若かった)がママのお腹をさわりながら子どもに
「赤ちゃんいるんだからママに抱っこそんなせがんじゃダメよ」と話していたので
あきらかに妊婦だ。
かっぷくの良い男性は、そんな話は音楽で聞こえないのか
携帯をなおいじっている。
いつから乗ってるんだろう…
座りたいだろうなぁ…
そんな風にわたしは思った。
あのね。
妊婦を経験すると分かるけど、
なかなか大きなお腹を抱えながらの電車って、結構疲れたりする。
夏だと妊婦って体温余計高くなるし
急に電車の揺れだったり人の匂いで体調が悪くなったりする。
案の定、そのママが
「●●ちゃん、ごめん、ばーばに抱っこしてもらって。ママ立ってて疲れちゃった」
そう言ってベビーカーに座ってしまった。
そんな様子を目の前にしても
かっぷくの良い若い男性は見えぬふりなのか…席をゆずらない。
代わりに、その隣に座っていた白髪交じりのお婆ちゃんが
「座る?」と訪ねてママを優先席に誘導していた。
そのママは、「いいんです、いいんです、ちょっと疲れちゃっただけなので」と
申し訳なさそうに伝えていた。
その様子を見て。
なんだかなぁと。
誰がどう見てもお腹の大きいママ。
ぐずる子ども。
どうみたって大変なのに
ゆずろうとしない若い男性。
それに対して何も言えないわたしたち。
しまいには白髪交じりのお婆ちゃんが席を譲るありさま。
なんだかなぁ。
なんだかなぁ。
こういう光景は、
今日に限ったことじゃない。
そしてこういう話は
いろんな人から聞いたりもした。
余裕がなくなってきてるのだろうか。
そんなにみんな疲れ過ぎてるんだろうか。
困ってる人に何も出来なくなってしまってるくらい、思いやりを忘れてしまったのだろうか。
愛が見える世の中を創りたい。
愛ってなに?じゃなくて
愛だねって
そんな風に言える世界。
私に何が出来るだろう。
ガチガチになったこの世の中で。
わたしに出来ること。