隠さなくてもいいよ
強がらなくてもいい
泣いてたってしょーがない
そんな風に言う君。
メソメソしたって仕方がない
またまたそんな事言って。
本当に自分に
厳しいの
本当に他人に
優しいの
まわりの人への心配りを
常に常に欠かさないの。
そうやっていつだって
歯を食いしばってきたんだね
前に進んできたんだね
泣いちゃいけないんだって
目を真っ赤にして言うの。
涙いっぱい目に溜めて
そんなこと言い張るの。
必死に笑顔
つくらなくていいよ。
ホントは今、悲しいんだよって
君のこころが叫んでるから。
胸が苦しくて
喉が痛むでしょ
鼻がつんとして
目頭が熱くなったら
泣きたいって
合図なの
そしたら
うんと泣いていいの
それが泣くということだから
ホントはホントは
声を出して泣きたいのに
声を出しながら泣くこと忘れた君。
だけどいいよ。
無理しなくてもいい。
とめなくていいよ。
必死で涙を止めるのも
そして止めることなどできない程に
傷ついているのも
知ってるよ。
ダメだなんて言わないで。
また約束を守れなかった
だなんて
つらかった
くるしかった
何よりも
自分ではない誰かのために
泣いている君。
大きなこころの広さがあるから
だから
いろんなもの入ってきちゃうの。
そのこころの広さがね
そのこころの深さがね
君の涙でいっぱいすぎて
ちょっと見えなくさせるだけ。
ちょっと苦しくさせるだけ。
ちょっと溺れやすくなってるだけ。
涙はね
涙はね
大切なものがなんなのか
大事にしたいものがなんなのか
君にとっての幸せがなにであるかを
知ってるからこそ
出てくるものなの。
涙はね
ホントの想いに気付かせてくれる
自分への最高のプレゼントなの。
自分への最幸のプレゼントなの。