20世紀のポップ・アーティストとして最も成功を収めた一人であり、今もなお多くのダンサーの憧れである故・マイケル・ジャクソンは、自分はダンスが下手くそだと思っていたんだそうである。
そしておそらくバスケットボールの歴史の中で最高の選手であるマイケル・ジョーダンもまた、自分はバスケットが下手だと思っていたらしい。
ちょっと信じられない話だけれども。
下手くそだと思っていたからこそ、誰よりも練習して上手くなったのかもしれない。
「無知の知」で知られるソクラテスも、そんな感じだったのだろう。
自信を持つのは大事なことだけれども、行き過ぎるとそれもまた腐臭を放つ。
自分を天才だとか一流とか言ってるうちは、まだまだ三流。
(そう言う人に限って、声が上擦っていたり、笑顔が引き攣っているものだ)
「自分は出来ない」「ダメだ」と思っているなら、大丈夫。
まだまだ伸び代があるし、本当はできる自分がいるということをどこかで知っているから、そう思えるのだ。
実際、人間ダメだと思っていても、それより先に行けるものだ。
やろうと思えば(いや、思わなくても)死ぬまで成長できるものだ。
それが証拠に、僕もあなたもまだ生きているし、たぶんこの先もしばらく生きるだろう。
あるいは死ぬ間際に人生を振り返ってみると、ダメだと思っていた時期が花だったな、と思えるのかもしれない。




