僕の実家は禅寺で、子供の頃から坐禅というものが自然と身近にありました。
子供向けの本なんかも読んだし、大学では毎週90分座っているだけで単位が取れる「坐禅ゼミ」というものにも参加してました。
なので誰が言ったのか、あるいはどこに書いてあったのか失念してしまったのですが、とても心に残っている言葉があって、それが
「まず坐ることだ」
というもの。
坐らなきゃ、坐禅は始まらないよ、と。
つまり、静かな環境とか、正しい坐り方だとか、呼吸のやり方だとか、心の持って行き方だとか、そんなものは一旦放っておいて、まず坐れ、と。
環境や条件が整うのを待っていたら、いつまでたっても始められない。
どれだけ知識を蓄えたところで、やらなきゃなにもわかったことにならない。
不完全でも不恰好でも、とりあえずやってみる。
やってみれば、たとえ何もわからなくても、わからないなりに得るものがある。
だから、まず坐れ、と。
坐禅の場合、知的理解を超えた体験なので特にそうなのかもしれませんが、これは何事にも当てはまるのではないでしょうか?
とある起業塾の方とお話したとき聞いたのは、成功していく起業家というのは、金が無かろうが条件が悪かろうが、その時点で出来ることをまず行動に移すのだそうです。
逆に成功しない人というのは、条件が整わないのを言い訳に、いつまで経っても何もせず、不満と愚痴ばかり言ってるんだとか。
結局、一歩踏み出すか踏み出さないか。
それだけだと思います。
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というわけで、瞑想に興味を持たれたら、まず自分でやってみてください。
やってみた上で、9/14のワークショップへのご参加を検討してもらえると嬉しいです。
9/14(土)開催
上手く行こうが行くまいが、自分でやった経験を持っていれば、きっと素敵なものを得られるはずです。