何て言うかな? | 雷人の部屋

雷人の部屋

催眠・潜在意識から見たココロとカラダ、ときどきタマシイの話。

矢沢永吉が、かつてとあるインタビューで「妥協を考えたことはないのか」みたいなことを聞かれたときに答えたのがこの言葉だ。

「俺はいいけど、(そんなことしたら)YAZAWAは何て言うかな?」


…か、カッコイイ~!
規格外のカッコよさはキ○ガイと紙一重だが、こんなことばっかり聞いていたせいで、いつのまにか俺は生粋のエンターテイナーになっていた。

マジックは休んではいるが、なにをやっても人を楽しませなきゃ気が済まない。
まさに俺の人生、Born to Entertain 。

そう、マジックをやめた翌日には、もうステージに立ちたくてウズウズしているのだ。
一度スポットライトを浴びると、元の生活に戻れないというが、こういうことかもしれぬ。

だがこれでいい。まさにこれを求めていたのだから。

同じく矢沢永吉の言葉より。

「ライブっていうのはセックスと一緒だ。溜めて、溜めて、撃つ!」

俺は溜めるためにマジックを休む、というのも理由の一つなのだから。

それでも、早く戻ってきてほしい、休止宣言を撤回してほしい、という嬉しい声もある。とても甘い誘惑だ。

だが俺は彼らにこう言うだろう。

「俺はいいよ。でも雷人は何て言うかな?」