感極まって泣くのかな、とも思ってたのですが普段と変わらず粛々とやっていました。
あー、やっぱ俺はプロだわ。
目の前のお客様を楽しませるために、できることを淡々とする。
最初のショーだろうが最後のショーだろうが、芸能人相手だろうが、閣下殿下相手だろうが関係ない。
そして今できることはすべてやったという感覚がある。
達成感とは違う。もうこれ以上は出来ないという感覚。
これ以上成長するためには、やはり一度マジックから離れる必要がある。そう思ったのは正解だった。
やめると言ってからたくさんの人に見に来て頂きました。本当にありがとうございます。
出来れば、やめるって言う前に来いよ! っていうのもあるんですけれども(笑)
スタッフさんや仲間のパフォーマーさん、常連のお客様に「やめちゃうの?」と寂しそうな顔されるのが、正直一番辛かった。
それでも気持ちよく送り出してくれた皆さんには感謝の言葉も無い。
好きなことをやらせてもらって、これだけ素晴らしい人たちに囲まれてる僕は幸せ者です。