睡足軒の森・平林寺散策

もみじ山

2024.5.9


新緑のもみじを観たくて、埼玉県新座市の平林寺へ。


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まずは、道を挟んで平林寺の向かいにある庭園、睡足軒の森を訪ねる。


道には「たぬきに注意」の標識が。

ここは国指定天然記念物「平林寺境内林」の一画だが、平林寺から新座市へ貸与された。


実業家で茶人でもあった松永安左ヱ門(1875-1971)が、飛騨高山から別邸として移築した古民家の睡足軒がある。

そして、道を渡って平林寺へ。

平林寺は禅宗の修行寺院。よって、本堂をはじめとして一般立入禁止の場所が多い。

立派な総門の脇の窓口を通って入山(大人500円)。

入山すると、正面に築350年の山門。

放生池を通って順路を進む。

片割れ地蔵、平和観音、地蔵群、島原・天草一揆供養塔を過ぎると、

江戸幕府で上水道工事を取り仕切っていた松平伊豆守信綱が玉川上水から引き込んだ野火止用水が横切る。

さらに進むと、松平一族の廟所の手前で、1匹のアオダイショウが出迎えてくれた。

突き当たりの右手に、川越城主松平信綱公一族の170基余りの墓石群が広がる。

そのひとつが松平信綱夫妻の墓。4年前に来たときは、この墓石の中から2匹のアオダイショウが出てきた。

ここから、南西のもみじ山に向かう。

5月の連休が終わるこの時期、みんな花々を観に行ったのだろう。新緑の平林寺境内は閑散としていて、いる間にすれ違ったのは5人ほど。

やや小高くなっているようなもみじ山は、あいにく柵があって立ち入ることはできない。

ピンクテープの付いた植物がいくつもあるなと思ったら、ここでクヌギなどを育てて、境内各所に植え替えるのだとか。

野火の見張り台であったらしい野火止塚。

近くに、由来のよくわからない業平塚。

北上して、平林寺歴代住職の墓所に行こうとしたら、以前は通れたのに通行止めになっていた。歩けるエリアがずいぶん少なくなってしまった。

松平一族の墓園を通って、

放生池に戻る。

釈迦如来坐像がある仏殿。

柵の向こうに、非公開の本堂。

紅白の松ぼっくりが並んで落ちていた。

見上げると、あの枝この枝に松ぼっくり。

総門を出て、平林寺バス停からひばりヶ丘駅行きのバスに乗った。