奥武蔵の山歩き
大仁田山・雲ノ峰・大峰山・丸屋の頂き・天王山・愛宕山
2025.1.23
(上赤沢バス停ー大仁田山ー大峰山ー雲ノ峰ー大峰山ー丸屋の頂きー天王山ー愛宕山ー唐竹橋バス停)
※愛宕山から唐竹までは、GPS誤作動のため軌跡がずれています
西武池袋線飯能駅から、国際興業バス湯の沢行きに乗り、上赤沢バス停下車。気温は1℃。バス停から2分で大仁田山登山口。
登山口を入ると、2メートルほどに伸びた笹の薮原が立ち塞がる。とても足を踏み入れられる状態ではないので、ルートを外れて右に迂回し、薮原を回り込むようにして尾根に登ると、笹薮は全面回避することができた。
ひたすら登り道を歩いて大仁田山山頂。その先、天王山方面と大峰山方面の分岐に出る。右に折れて大峰山へ。山頂を下る尾根道の急坂は土砂が滑るので、両斜面に落ちないように慎重に下りる。
やがて、雲ノ峰山頂。ここから今来た道を引き返す。先ほど下りるのに難儀したばかり急坂は、得てしてそういうものだが、登りだとずいぶん楽。
大峰山を通過し、分岐から丸屋の頂きへ。二つのルートがあるので、先ずは岩場の道を通って山頂へ。帰りはなだらかな道を歩く。
その後、あっけなく天王山山頂。少し下って、いぼとり地蔵。赤い頭巾を被ったお地蔵さんが可愛らしい。
なだらかな尾根道を歩き、愛宕山へ向かう。今や日も高く昇ってきて、尾根道を渡る風が心地良い。
ここまで5つの山頂を通ってきたが、いずれも眺望は乏しい。愛宕山は眺めが良いとのことなので、最後のお楽しみに取っておいた。
さて、ついに愛宕山山頂。絶景。青梅市の山並みと、青梅市街地が光って見える。あまりにも気持ちが良くて、小1時間の大休憩。
名残惜しみながら下山し始めるが、ここでハプニング。なんと、GPSの位置情報が数十メートル、ズレている……。
地図アプリがおかしいのかと思い、他の地図アプリもチェックしたが、やはり同じで、一般登山道にいる自分たちが、とんでもない斜面や谷を歩いていることになっていた。
今日はところどころに道標がある登山道を歩いているが、道標がない、あるいはまったく道がないところを歩くときには致命的だ。改めて、コンパスを使った読図に精通しなければと思う。
それから数十分後、山の麓に近づいた辺りで、急にGPSの位置情報が修正された。太陽フレアの話も聞かないし、いったい何だったのだろう。