感覚 | ヤマタロの日々2

ヤマタロの日々2

ふつうに生きてりゃいろんなことがあるよね

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この前の年末年始には京都へ行ったが、
その旅行のために、試しに買ってみた富士フイルムの
コンパクトデジタルカメラ「X20」をとても気に入っている。

ハッ!とした時にパシャッ!と撮ることで知られる
スナップ写真ばかり撮る俺みたいなゴロツキであれば、
コンデジの方が軽くて小さいからどこにでも持って行けるし、
画質やら操作性やらも進化しているので、何も不自由はありません。

一方、そのコンデジの台頭で活躍の機会が激減している一眼レフ。
ただ、カメラ以外の荷物が不要の散歩などでは
コンデジよりも一眼を持って行きたくなる。

なんというか、両手でしっかりホールドするせいだと思うんだけど、
コンデジと一眼では、「俺の相棒感」に格段の差がある。

何より、ファインダーの存在は、コンデジを持つようになってから、
その意義深さが増した。

X20にも光学ファインダーが付いているんだけど、
ファインダーから見る像と、記録される像の差異が激しいので、
撮影時はほとんど液晶画面を見ている状況。

「撮影者の視点」を表現しうるスナップにおいて、
「自分が見ているものを撮る」ことは大前提となるが、
液晶画面で確認しながら撮る場合、
「自分が見ているものを、液晶を通して見ながら、撮る」という
余計なひと手間が加えられる感覚がある。

板前さんは、ほんの僅かな時間で握りを作るそうですが、
おそらく液晶画面を見ながら寿司を握ると、
シャリがずいぶん固く握られることになると思う。

*

ふと自分が、熱心にカメラの話をしていることが
不思議に思えてくる。

そもそも今日は、クラシック音楽について書くつもりだったが、
それはまたにします。

そもそも俺は、もっか制作中のRPGの台本作りが思うように進まず、
ちょっとだけ現実逃避するためにこの日記を書いています。

それではさようなり。