
どっこいしょ
思わず言ってしまうこの言葉の
語源は・・・
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
アルテミス@「読むコラーゲン」編集長です。
今日はなぞなぞのようにはじめてみました。
「どっこいしょ」は山登りに関係があるのだそうです。
古くから山は神聖な場所とされており
修行者たちは山を歩き、心身を鍛えていました。
この修業としての山登りでは、杖をつきつつ
「六根浄」という言葉を唱えていたそうです。
六根とは「眼、耳、鼻、舌、身(触覚)、意(こころ)」
この六つの感覚器官、私たちの体と心の働きをさしています。
煩悩に覆われて、感じるままに野放しになっている状態こそ
苦しみの原因・・・それが、お釈迦さまの教えです。
昔の修行者でも、苦しみは同じで煩悩を制御して
清らかな六根を得たいと願い「六根浄、六根浄」と唱えて
山々で修業していたのでしょう。
この「六根浄」がいつしか「どっこいしょ」となったということです。
何気なく使っているひとつの言葉に宿る、古くからの教え。
これからは「どっこいしょ」と言う度に「六根浄」と唱えている・・・
そう思うことができますね。
昨日、駒込にある義父母の墓所でいただいた
「禅の友」10月号 「仏教のことば」三重県泰応時 上月泰龍
を参考にさせていただきました。

*最後まで読んでいただきありがとうございます*
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆







