当院においでいただく方は、

初めての美容皮膚科治療として

当院をお選びいただく方も多いです。

 

なのでまた改めて

解剖学的に加齢機序を考慮した、

注入治療についてお話したいと思います。

回数を分けて説明します😊

 

 

フィラー(ヒアルロン酸)のゴールは

どんな注入方法にしろ

【解剖学的な加齢変化を補うこと】です。

 


(注入前のアセスメント風景)


しわや凹みを

フィラー(ヒアルロン酸)で埋めるのも

ヒアルロン酸の一つの役目ではありますが、


骨や脂肪の萎縮をフィラーで補うことが

全体のお顔のバランスを保つのに

大事だと私は思っています。

 

お顔の骨/脂肪のボリュームが減ると

その上の皮下組織が下垂

更に支持靭帯(リガメント)

も伸展して下垂します。

 


(こちらは肌質改善ヒアルロン酸、ボライト注入中)


注入量は左右でも違ってきます。

(顔は左右対称ではないため)

注入時には静的な表情(まじめな表情)と、

笑顔(動的な表情)両方作っていただき

確認しながら注入しています。

 

まず、お悩みをお伺いしつつ、

そのお悩みのゴールのために

バランスをアセスメントします。

 

注入量はトータルでこれくらい必要ですよ、は

最初にお話しします。

(全量を1回で注入する必要はないです。

でも、これくらいの量が

トータルのバランスを整えるために必要です、

理由はこれこれこれです、は説明します)

 

なぜなら、トータルでどれくらい必要なのか、を

最初にお伝えした方が

ゴールが見えやすい

(ゴールを共通認識していたい)からです。

 

 

遠方にお住まい、

多忙だから1回で注入治療終わらせたい、

毎月少しずつ続けていきたい、

いついつまでにゴールを目指したい、


色々なタイプの方がいらっしゃいますし、

中間くらいを取る方もいらっしゃいます。

 

治療計画はお一人お一人に合わせて

相談させていただきます😊✨


次回、私がまずフィラー治療するときに一番大事にする注入ポイント(リガメント)についてお話します😊