けふ(今日)の永田町やNews メディアは、
『二階俊博・元自民党幹事長が、次期衆議院選挙出馬を引責辞退・・・!』
と云う話題で燥いで居たが、ジジイに云わせれば、
『何を、今更・・・』
と嗤うしかない話だ・・・(笑)
既に、85歳に成って居る二階氏が、次の衆議院選挙(=解散総選挙)を機に、自分は出馬せずに、今は筆頭秘書を務めて居る長男に地盤を譲って勇退するのは、既に既定路線だったのだ・・・!
(画像は、mainichi.com より拝借)
ただ、氏の地盤のこの『和歌山三区』が、一票の格差の問題で、自民党の『合区対象区』になった関係と、安倍晋三長期政権に取り入っての
『美味しい幹事長、5年間・・・』
が災いして、早々と
『勇退宣言=後継譲渡・・・』
を宣言する時期を逸し、その間、自民党の和歌山県連は、事実上公認調整をせざるを得ない状態に陥り、二階氏は、地元調整をして居る最中に、今回の
『自派閥、裏金問題・・・』
が露見し、尚更立場を悪くしたから、国会(=野党)とメディアが、
『安倍派幹部攻撃・・・』
にいきり立って居て、次第に『幹部処分』に踏み切らざるを得なくなった岸田総裁の窮地を救うような『猿芝居』を打っての、突然の
『引責を装った出馬辞退宣言・・・』
で、裏金問題への対処(=処分)方法で窮地に立たされた
『岸田総裁に恩を売った・・・!』
と云うだけの話で、記者から尋ねられた『後継指名』にも、
『地元県連に委ねる・・・!』
とすれば、和歌山県連も、二階氏の裏に潜む『狙い』を斟酌せざるを得なくなって、結果、
『二階氏の子息、公認推薦・・・』
と為らざるを得ない訳で・・・(笑)
(画像は、総務省HPより引用)
イヤー・・・、さすがは、今の自由民主党では、最後の生き残りの『党人派政治家』は、計算高いですなあ・・・(笑)
更には、衆議院への鞍替えを狙って居た、同じ地盤の
『政敵、世耕弘成(ひろしげ)・自民党参議院議員会長・・・』
も、今回の『安倍派五人衆』に入って居ると云う幸運の中では、将棋で云えば、
『王手飛車取りの妙手・・・!』
とも云える『搦め手』ですわな・・・!
序でで深読みすれば、ご当人の後継はご長男氏が有力らしいが、地元は、御三男氏も政治に色気が有るらしいから、政敵世耕氏の今回の躓きを絶好機と捉え、世耕氏の地盤を乗っ取って、
『兄弟、衆参両議員・・・』
なんて構図も描けますしな・・・!
『イヤー・・・、お見事・・・!』
でも、もうこんな『搦め手』が遣える政治家が、遂に永田町から居なくなると想うと、ジジイなど尚更寂しくなりますが・・・(笑)
てな訳で・・・、二階氏の寝技に応えたジジイの『裏読み駄文』をお届けしましたが、岸田殿は、これで、また動き易く為られましたなあ・・・?!
つくづく、運の好いお人だ・・・(笑)
夜分の緊急入稿を、お許しくださいませ・・・(謝&拝)