・やっぱり『鶴丸マーク』に限るぜい・・・(笑) | 日本哭檄節

日本哭檄節

還暦を過ぎた人生の落ち零れ爺々の孤独の逃げ場所は、唯一冊の本の中だけ・・・。
そんな読書遍歴の中での感懐を呟く場所にさせて貰って、此処を心友に今日を生きるか・・・⁈

 やっとの想いで、あのLos Angelesの空港まで、LATAM Air ではこんだで貰ったジジイは、一息も二息も吐いて、何となく足取りも軽くなったように、

『約1時間半掛かる入国審査レーン・・・』

に並んでも、此処の無愛想な米国人の睨み顔さえ抜ければ、後は、手荷物検査で、裸足で金属探知機を通り抜ければ、後は、同じ『Terminal B 』の中に構える

『Nippon の赤い鶴のマーク・・・』

を目指せば善いだけだから、一気に

『元気百倍・・・!』

のような気分に・・・(汗)

 

 

 しかし・・・、それにしても、この超マンモス空港は、まだ、午前8時にならない時間のはずだが、それでもこの列・・・(笑)

 

 

 こうして、Immigration Counter(=受付窓口)は40ヶ所くらい並んで居るが、ほぼ3分の2は『Close』になっているから、一機到着する毎に、2〜300人は降りて来るのだから、当然、長蛇の列になる訳で、彼のお国は、人を待たせることなど、何とも想わないらしいし、その癖、自国の国民には、

『American Citizens・・・』(=アメリカ国民)

と云う別ルート設けて、此方は、行列も出来ずにスイスイ進むのだから、やはり

『余所者は、疑わって掛かれ・・・!』

って話か・・・(笑)

 

 尤も、これは、我がNippon 国の『NARITA International AP』でも、

『ハイ・・・、Nippon のPassport をお持ちの方は、此方へどうぞ・・・!』

と誘ってくれて、手荷物も、麻薬探知犬が鼻先でクンクン嗅いでチェックするだけで、特別な購入物申告が無ければ、

『税関、Free path状態 ・・・』

だから、何も買って居ない(=高額商品&課税対象の酒や煙草類)、否・・・、元々買って来るはず(=お金)も無いジジイなどは、まったくのお咎めも無ければ、背中から両手にまで抱えた手荷物の中身のチェックも無いとは、余程

『人相が好く観えた・・・⁉』

ってことか・・・(笑)

 

 更に、USのOfficer(=係り官)も、挙って、

『Oh・・・、Japanese・・・、O.K・・・Please・・・!』

と云ってくれる辺りは、余程、我がNippon 国民は、USAでも信用が有るってことでも有るような・・・?

 

 否・・・、手荷物検査場では、そうで無きゃ、こんなことまで要求されるのですぞ・・・(笑)

 

 

 ジジイも、往路の時は、この格好で『金属探知機』のゲートの中を歩かされて、裸足にされたのは初めてだったので、

『America って国は・・・、トコトン来訪者(=外国)を疑る国だな・・・!』

と呆れたが、これって、どうやら係官に依っての裁量と、履いて居る靴の種類にも依るようで、中には、膝丈近くまで有る革製の高級ロングブーツなどを履いた女性など、脱いで歩いてまた履くまで、大往生してして居るのを、気の毒に想ったりもしたのだが・・・(笑)

 

 と・・・、そんな余談は置くとして・・・、問題は、この入国審査&手荷物検査を終えれば、後は、バカバカしいほど長いコンコースを、またまた歩きに歩かされて、

『JAL・チェックインカウンターに辿りけば善い・・・!』

だけの話だが、それにしても、このコンコースは長いよなあ・・・(笑)

 

 だから、ほとんどの人がコレに乗るが、ヒネクレジジイは、歳寄りの冷水と云われようが意地でもコレに乗らず、ひたすら歩くのだが、その結果、帰国日の24時間に歩いた歩数は、携帯アプリでは、何と

『33,648歩・・・!』

と為って居て、これまでの最高記録を一万歩以上更新とは・・・(汗)

 

 

 そんな余談は兎も角・・・、2階で入国審査を受け、長い廊下を歩かされて1階のターンテーブルコンベアで手荷物を受け取ると、今度は、3階のチャックインカウンターへとまた昇って、今度は、目指す『鶴丸マーク』を探すのだが、コレは、遠くからでも案外簡単に探せる・・・!

 

 ほら・・・、

『在ったぜ、Baby ・・・!』

 

 我らが、鶴丸マーク・・・(笑)

 

 

 ジジイは、昔からずっと想って来たが、世界の空を飛ぶAir Line 会社のマーク(=ロゴ)の中で、この『赤い鶴丸マーク』ほど解り易いし、

『デザイン性に優れたマークは無い・・・!』

と信じて、疑わない・・・(笑)

 

 今や、JALを凌ぐほどの航空会社に為った『ANAさん』も判り易いが、やはり、この『鶴丸マーク』には適わないのでは・・・⁉

 

 

 尾翼に描かれたこのマークを視れば、誰でも

『アッ・・・JAL機だ・・・!』

と一発で判るし、実にシンプルで、親しみと安心感が湧くと想われませぬか・・・(汗)

 

 まあ、長い歴史の中では、色々な事故を起こしても居るが、それは、それだけ活躍して来た証でも有るとも云える訳で・・・⁉

 

 この案内看板を見つけ、早速、チェックインカウンターに行き、

『ああ・・・、やっと此処からはNippon 語が通じるぞー・・・!』

と意気込んで、La Pazzの空港で、LATAM Airから渡された『3枚綴り』の電子印字式の薄っぺらペーパーを差し出し、笑顔で対応して下さった50歳前後と想える女性職員さんに、

『Nippon 語で大丈夫ですよね・・・⁉』

などと頓珍漢なジョークを飛ばすと、ジジイのオヤジギャグを快く躱しながら、笑顔で、

『ハイ・・・、大丈夫ですよ・・・!』

と云いながら、

『哭檄さま・・・、丁度、通路側が1席空いてますから、そちらをお取りしますね・・・!』

と云って頂き、これで、

『真ん中、監獄シート・・・』

からも開放されて尚更感動たが、ジジイが、念の為に、

『定時ですか・・・⁉』

と訊くと、

『使用機の到着遅れで、10分ほど遅れる予定ですが、NARITA には、定時に着ける予定です・・・!』

まではは良かったが、その後、平気な顔をして、

『短いFligth ですから・・・!』

とは、聞き捨てならない・・・(笑)

 

 この世界を網羅する航空会社では、

『10時間半は、短いFligth・・・!』

とは、最早、言葉も出なかった・・・(汗)

 

 ウーン・・・、世界は、やはり広いのだと想うが、この方々にとっての長いFligthとは、何時間以上を云うのだろうか・・・(笑)

 

 その女性職員の方に、出発ゲートまでの道順をクドクド訊いて、お陰で何も迷わず、今度は出国カウンターと手荷物チェックもスムーズに終えて、ゲート前まで順調に進めたが、この

『America の外の世界・・・』

は、何処に行ってもだが、元気だよなあ・・・!

 

 出発ゲートの在るフロアーに軒を連ねる『DUTY FREE』の高級ブランド店は、どこも、引きも切らない繁盛をして居た・・・(笑)

 

 

 

 

 『GUCCI 』に『Dior 』に『SHANEL 』など、世界に聴こえたブランド諸々の中には、しっかりと、我がNippon の『SHISEIDO さん』や、『SK-Ⅱさん』も在ったし、酒や煙草も品揃え豊富に、有名なブランドが、

『コレでもか・・・⁉』

と云わんばかりに威張って売って居たが、此処には

『縁もYenも無いジジイ・・・』

は、Starbucksで買ったアイスティーを、フロアの床に座って啜りながら、出発時間までの暇潰し&人間ウォッチングに興じた次第・・・(汗)

 

 

 何とも窶れた顔に視えなくも無いような・・・(汗)

 

 またけふ(今日)も、まったくくだらない駄文でお茶を濁しましたが、読んで頂いて居りましたら、感謝申し上げます・・・(謝&拝)