・アッ云う間にSantiago・・・! | 日本哭檄節

日本哭檄節

還暦を過ぎた人生の落ち零れ爺々の孤独の逃げ場所は、唯一冊の本の中だけ・・・。
そんな読書遍歴の中での感懐を呟く場所にさせて貰って、此処を心友に今日を生きるか・・・⁈

 けふ(=今日)は、何日・・・(汗)

 

 確か、

『16日、金曜日のはず・・・⁉』

だとは想うが、もうジジイの頭は、日付も時間もごった煮状態で、愚息が、

『明日の朝は、午前4時にタクシーが来るから・・・、それまでに荷物を纏めて措いてよ・・・!』

と云われたので、美空ひばりさんを聴いて、4,000メートル超の街を、降った分、息を切らし掛けながらも、足取り軽く登る息子に

『チョッとタイム・・・!』

などとは意地でも云わずに、何とかJICA公認のHOTELまで帰り着いた後は、シャワーで一応汗を流し、荷物の纏めに掛かったが、『駄文Blog』も放って措けない律儀な性分故、寝たのは、丁度夜中の12時・・・(笑)

 

『まあ・・・、あと3時間は寝れるな・・・⁉』

との考えが、甘かった・・・(汗)

 

 何せ、

『標高4,000メートルの街・・・』

の真夜中は、夏とは云えど超冷え込み、寝付けたモノでは無いままに、結局ベッドに潜り込んだままで午前3時を迎え、着替えを済ませてロビーに降りたら、愚息も同時刻で降りて来たが、フロントが

『まだ就寝中・・・

とは、何とも長閑なお国柄だ・・・(笑)

 

 宿泊料は前払いだったが、何せルームキーを返さなきゃならないし、肝心のエントランスのドアキーを開けて貰わなきゃ、外で早々待ってくれて居るタクシーにも乗れないし・・・!

 

 てな手間取り経過を経て、何とか『La Pazz El Alto Airport』の国際線ターミナルに着いたのは、出発手続き受付の2時間前は余裕だが、此処で、搭乗手続きを終えてくれた息子に、

『後は大丈夫だから・・・、お前は帰れ・・・!』

と告げたら、無愛想な口ぶりで、

『何云って居るの・・・⁉

 俺の乗る飛行機は午前9時半だから、最後まで見送る・・・!』

とのこと・・・(笑)

 

 考えてみれば、息子は、馬鹿なオヤジの面倒を見るために、けのふ、赴任地のCochabanbaから、一緒にLa Pazzに来たのだから、仕事場に帰るには、また50分の飛行機移動が必要なことに、その時気付くとは、我ながら、ボケた話だ・・・(汗)

 

 てな訳で、

『じゃあ、朝の腹拵えでもするか・・・!』

となり、開いて居たお客も疎らなCafeに繰り込んで、サンドイッチを噛りながら、父親として、

『今回は・・・、非常に迷惑を掛けたな・・・!』

と、一応殊勝な詫びを入れ、序に、

『お前も、もう善い歳になったのだから・・・、兎に角、帰って来たら、身を固めろ・・・!』

と要らぬ説教を垂れ、話しを、件の女性の方へと向け、

『兎に角・・・、エミさんをモノにしろ・・・!』

と告げ、

『何なら・・・、俺が、彼女のご両親の処へ、頭下げに行っても善いぞ・・・!』

と云った途端に、息子が顔を顰め、

『オヤジが行ったら・・・、余計話が拗れる・・・!』

とは、失礼な・・・(笑)

 

これでも、人誑し(騙し)には定評が有るのだぞ・・・!

と云いたかったが、そこは抑えて、

『男はな・・・・、一生に一度は、死ぬ気で女性に惚れて、土下座してでも射止めるモノだ・・・!』

と、ジジイ持論の

『漢(おとこ)学・・・!』

を宣ったら、途端に、息子に、

『じゃあ・・・、オヤジは、お母さんのジイちゃんとバアちゃんに土下座した・・・⁉』

とは、痛いところを突いて来やがって・・・(笑)

 

『俺の場合は・・・、ジイちゃんに頼まれたんだ・・・!』

と見栄を切ったが、これが、ジジイの家庭崩壊の原因かもな・・・(汗)

 

 と・・・、まあ、そんな

『バカな父子話・・・』

で時間を潰し、時間が来たのでImmigretionの手前で別れ、出発ゲートを抜け、Boliviaの首都『サンタ・クルス』経由のSantiago往きのA-320機の機上の人になって、

『これで・・・、寝れる・・・!』

と想ったら、お隣2席が、この『Santiago』からの旅人ご夫婦で、旦那が喋るは喋るは・・・(笑)

 

 どうやら、

『ペルーのマチュピチ観光・・・』

を楽しまれてのお還りらしく、『天下のi-Phon』片手に、撮った画像を拡大して見せてくれながら、ジジイに向かって、

『My Wife・・・!』

の連発には、参った・・・(笑)

 

 

『My Wife ・・・!』

と惚気られた南米系で背の高く美しい(=?)奥様が、気を利かせて撮って下さったTwe Shot・・・(汗)

 

 飛行機が着陸体制に入るアナウンスが有ったところで、徐ろに

『あなたとまた遭うには・・・⁉』

と訊かれ、持って来て居たNippon語名刺を渡したら、相手は、i-Phonのメモ画面を提示され、此処でも、ジジイのアナログ度を露呈・・・(汗)

 

 まさか、本気でNippon に来るとは想わないが、まあ、Mailの遣り取りくらいはしなきゃならない雰囲気だったな・・・(笑)

 

 折角持って来た『小説・吉田学校』も読めず仕舞いだが、まあ、

『旅は道連れ・・・、世は情け・・・!』

とも云うから、まあ、これも、浮世の義理と諦め、頼みの翻訳機くんにご活躍願って、何とか5時間を

『Oh・・・、Good & Gret & Beautiful・・・!』

の連発で相槌を打つしか無かったが、お陰で、窓際席からの

『アンデスの雪景色・・・』

もあまり臨めないままに、Chile の首都、Santiago にご到着と鳴り、ジジイは、此処で

『9時間のトランジット(=待ち時間)・・・』

とは恐ろしいが、まあ、往きのLimaでの『16時間』に比べれば、屁でも無いわな・・・(笑)

 

 だが・・・、息子に垂れ損なった『人誑し』を、こんな地球の裏側で遣って居てどうする・・・(笑)

 

 と云いながら、翻訳機くんを通じて、

『是非、Nippon にも来てください・・・!』

などと愛想を遣ってどうする・・・(汗&笑)

 

 まったく、地球の裏側でまで見栄を張るとは、実に困った『Japones』と、自分でも呆れて居る・・・(汗)

 

 このご夫婦と握手で別れたが、このまま、此処で夜23時まで待ち、次の『Los Angeles』まで12時間の長旅を経ても、到着時間は、出発時間と同じ

『2月16日の土曜日の23時過ぎ・・・』

なのだから、一日得したのか損したのか判らない・・・(汗)

 

 などと、くだらぬ云い訳と毒吐きを垂らしながら、時間潰しの駄文を綴らせて貰って居るのだが、そうは云っても、この『よく喋る惚気ご主人』の隙を視て窓から盗み取った

『アンデスの雪景色・・・』

など数枚載せて、Santiagoでのトランジットの合間の駄文とさせて頂きます・・・(汗)

 

 

 ウーン・・・、標高6,000メートルは超えて居そうな・・・⁉

 

 

 アンデス山脈で一番高い山に観えた・・・⁉!

 

 その手前には、白く乾いた湖らしき広がりも・・・!

 

 

 往き損なった『ウユニ塩湖』のつもり・・・(汗)

 

 約5時間のフライトで着いた『Santiago Airpoot 』だが、この入国審査を待つ行列には、どこでもウンザリさせられる・・・!

 

 

 来る時の『Los Angeles 』は、この3倍くらい並んで居たが、けふは真夜中だから、そこまでは無ければ善いが・・・⁉

 

 この入国審査も無事通過して、ジジイは、再び3階の出発ロビーに昇り、賑わうCafeで、昔嗜んだ

『Hineken Beer &子供用ハンバーガー・・・』

で少し酔いながら、無駄な自己満駄文で暇潰しをさせて貰いながら、6時間あまりを過ごさせて頂くことに為って居ます・・・(汗)

 

 

 

 ウーン・・・、ここまで綴っても、まだ3時間しか経って居ないとは・・・(汗)

 

 あと6時間を、何して過ごそうか・・・⁉

 

 けふも、毎度のバカバカしい自己満駄文に、若し付き合って頂いて居りましたら、深く御礼を申し上げます・・・(謝&拝)