・鼻、ポロリ・・・ | 日本哭檄節

日本哭檄節

還暦を過ぎた人生の落ち零れ爺々の孤独の逃げ場所は、唯一冊の本の中だけ・・・。
そんな読書遍歴の中での感懐を呟く場所にさせて貰って、此処を心友に今日を生きるか・・・⁈

 誠、下世話なネタで失敬するが、昨夕のNHK-GのNews で、斯様なTopicを報じて居るのを聴いて、早、男性廃業中の時代音痴のジジイは、眼をパチクリ・・・(汗)

 

 

 

 

 もう遥か昔・・・、病気の親父に代わって、集落の共同作業に駆り出されて居たジジイは、休憩時間に、辺り憚らず、近所のオジサンやオバサンたちが大声で笑いながら交わす

『下ネタ・・・』

には、随分閉口したものだったが、その中に、その時代は、まだ恐れられて居た

『性病の話・・・』

も有った・・・(笑)

 

 中学に入ってから、保健体育の授業で、このことを、先生が、然もサラッと、駆け足で通り過ぎるように教えた数年前だから、まだ小学校の5、6年生の頃の話だった計算だが、その会話の中で、特に耳に残って居たのが、

『梅毒に罹れば、鼻が取れる・・・!』

と云う症状を、オジサンたちが、然も面白おかしく語り合う会話を聴き齧ったことで有り、そのことが、それからずっと頭に残って居たのだが、そんな怖ろしい病気が、昨今、また急激に増え始めて居るのだとは、露識らず・・・(汗)

 

(画像は、NHK News サイトより拝借)

 

 戦後、ペニシリンなる妙薬が普及して、この病気に罹っても、

『しっかり治療すれば治る・・・』

と云う知識も、悪い遊びを教えてくれる先輩方から教わって、幾許かの安心を得たのも憶えて居るが、それを現わすように、上のグラフでも、2010年頃までは、年間1,000人を切って居た罹患者が、2015年頃から急激に増え始め、今年は、既に、現段階で昨年の年間罹患者数を超えて居るから、News でも注意を呼び掛けて居るのだろうが、

『世の中、何かが狂い始めて居る・・・』

と云うことの証しで有ろうか・・・?

 

 更に驚くのは、下のこのグラフでは・・・?

 

(画像は、同上)

 

 ジジイと同じ『60歳代以上』も、まだまだお元気(笑)なご様子なのは然て措くとして、女性の罹患者が、

『20歳代で突出して居る・・・!』

と云う現象も、特筆すべき問題では無かろうか・・・?

 

 報道内容を読むと、年代別に見ると、

『女性は20代と30代が75%を占める。特に多いのが20代前半。』

とは、

『これ如何に・・・?!・』

と頭を捻りたくなる音痴ジジイだが、この病気には、罹患者が識らない(=自覚が無い)ままに妊娠しての、

『体内罹患・・・』

と云うことも起き得るのだそうで、そんな病気を、生れる前に貰って生まれて来る赤ちゃんこそ、よい迷惑だ・・・!

 

 此処に来て、急激に、こんな変な病気が幽霊の如く再勃興するとは、誠迷惑な話だが、まあ、人間の持つ生まれ持つ欲望の一つに纏わる病気となれば、自らが身を慎む心掛けしか、防ぎ様は無かろうしなあ・・・(笑)

 

 しかし、今更ながらの話だが、ジジイが、この病気の怖ろしさを教わった頃は、茶飲み話のオジサンオバサンたちが、

『あの人も、貰ったらしいよ・・・?!』

などと、あっけらかんと笑って語り合う話が飛び交って居たから、その名の出た人と行き交う機会が有ると、つい鼻を観てしまって居たが、さすがに、鼻が取れた人には出会わなかったが、あれは、妙薬、ペニシリンのお陰だったのかな・・・(笑)

 

 今更ながらでも想い出すと、あの頃は、聴こえないフリして下を俯いて居たのだが、あそこは、面白い社会勉強の場だったよなあ・・・(笑)

 

 あんな経験をさせて貰ったのは、ジジイくらいまでだっただろうが、死んだ親父に感謝すべきかな・・・(笑)

 

 しかし、世の中、おかしな時代になって行くわなあ・・・?

 

 下世話な話にお付き合い頂いて居りましたら、誠、申し訳ありません・・・(謝&拝)