何やら徐(おもむろ=急)に、
『NAGATA Lympic Part-1(=自民党総裁選)・・・』
が、妙な動きを見せ始めてくれて・・・(笑)
昨日、菅総裁が、出馬を窺わせて居た
『下村博文・政調会長・・・』
を官邸に呼び付け、
『出馬するなら、政調会長を降りろ・・・!』
と脅しを掛けられたら、それを降りたら
『肩書き(=箔)・・・』
を失う下村氏は、
『否々、大殿、それだけはご勘弁を・・・!』
とばかりに、大義名分に、
『コロナ対策の経済対策の取りまとめを、命じられたので・・・!』
と宣って、
『今は、党務の職責に専念せねば・・・!』
などと、然も殊勝な云い訳を宣って、さっさと御旗をお取下げになって・・・(笑)
更には、もう一人、安倍総裁時代からの『お荷物坊ちゃん・・・』だった、
『岸田文雄氏・・・』
が、党内の大部分に、
『燻り不満・・・』
として抱かれて居た
『二階俊博幹事長の存在の長さ・・・』
を、暗に批判した
『幹事長(=党役員)・三年任期制・・・』
と云う、見映え(=聴こえ)の好いアドバルーンに対抗して、早速、今、この時期に
『党・役員人事の敢行(=幹事長交代)・・・』
と云う荒手に打って出て、我ながらも眼の上のタンコブだった
『二階氏、交代・・・』
と云う寝技で、対抗して見せて・・・(笑)
この寝技には、自民党の多くの議員たちが、口では表立っては云わないが、挙って心の内で大拍手を送って居るはずだ・・・(笑)
中でも、この珍事態の展開を一番喜んで居るのが、当の二階氏を、三年以上前に、早々に、
『党則を変えての三期目推挙・・・』
と云う甘言に載せられて、上機嫌で党の最重鎮で有る幹事長に据えた
『安倍の晋ちゃん、元総理・・・』
だろうし、今や、自民党の最古参になった
『麻生の太郎ちゃん(=副総理兼財務大臣)・・・』
なのは、間違い無い・・・(笑)
この二人にしてみれば、
『自分たちの爺ちゃん(=岸信介氏&吉田茂氏)が創り育てて来た自民党・・・』
と云う自負が消えて居ないから、ほんの
『ワンポイイント・リリーフのつもり・・・』
で据えた二階の俊ちゃんが、
『まさか、三階建てにも四階建てにも化けようとは・・・?!』 (=結果、5階(年)建てにまでなっちゃってたし・・・笑)
と想って居たはずで、居並ぶお坊ちゃまお嬢ちゃま議員たち(=二世&三世)を、嘲笑うようにコロコロ転がし、想うように党を操る二階氏に、業を煮やして、歯軋りして居たはずだから・・・(笑)
今回の、
『岸田氏、担ぎ出し・・・』
には、今や、
『あいつ(=二階氏)を退(ど)かさなきゃ、自分たちの影がドンドン薄くなる・・・!』
と焦って居た二人が、案外、裏で仕掛けた可能性も、無きにしも非ずだわなあ・・・?
この二人にとっては、自分たちの存在感が増せば快いだけで、
『どっちに転んでも、損は無い・・・!』
と云う立場だし・・・(笑)
此処で、菅氏の、徐(おもむろ)の、
『党役員人事、敢行・・・』
と云う先手に、いち早くこの空気を読んだ二階氏は、此処で、総理(=総裁)の意を酌んだように見せ掛けて、
『否々、どうぞどうぞご随意に・・・!』
と宣って、早々、寝耳に水の
『幹事長交代劇(=役員人事)・・・』
を呑んだが、この『タヌキ爺さん・・・』が、タダで転ぶはずも無い訳で・・・(笑)
尤も、既に、この五年間で、
『美味しい処(とこ)取り・・・』
は、もう全部遣っちゃった後だし、支持率も此処まで堕ちた菅政権を支えるのも、もう些か疲れたし・・・(笑)
既に、
『御歳、82歳・・・』
にもお成りになって居ることを考えると、この際、
『あっさりご隠居(=隠退)・・・』
なんて芸当に出られても、何の不思議も無かろうし、県議会議員時代から、
『旧・田中派系・・・』
で鍛えられ、取りこぼしも無く築き上げた盤石な地盤(=和歌山3区&永田町)を考えれば、後継者指名をすれば、何の不都合も無く
『院政・・・』
が布けるだろう・・・!
で、一方の
『後継幹事長の席・・・』
はと云うと、今回、あっさり旗を降ろした
『下村博文氏の昇格(=横滑り)・・・』
辺りで、話は既に着いて居たりして・・・(笑)
何せ、菅氏とは、
『同期の桜・・・』 (=1996年当選:8期組・・・)
でも有らせられるし、現職が『政調会長』なのだから、十分に資格は有るしなあ・・・(笑)
となると、今回も、広島の御仁(=岸田氏)は、
『体の善い当て馬・・・』
に遣われたってことか・・・?
あれだけの大見得(=記者会見)を切って、
『政治生命を賭ける・・・!』
とまで宣った以上は、今更、旗は降ろせないだろうから、
『岸田幹事長・・・』
と云う裏の目(=取引)は、さすがに無かろうし・・・?
別に、どうでも善いことだが、こうして読むと、岸田氏とは、
『よくよく運の無い御仁・・・』
と云えるような気もするが、
『何が起きるか判らないのが、NAGATA-Cho・・・』
でも有るから、そんな裏の目が、出ないとも限らないが・・・(笑)
それにしても、この『岸田氏・・・』なる御仁に吹く風を観て居て、つくづく気の毒に想えて来てしまうのだが、どこで勘違いをされたのかなあ・・・(笑)
『宏池会・・・』 (=旧・宮沢派・・・)
などと云う名門派閥の流れを引き継がされた段階で、
『大いなる勘違い・・・』
を、背負わされたのだろうなあ・・・?
こうなりゃ、売名・目立ちたがりに満々の
『高市の早苗ちゃん・・・』
にも、何とか頑張って、
『20人の推薦人・・・』
を搔き集めて貰って、
『独り泥っ被りの無様・・・』
を回避するくらいしか、手は無さそうですぞ・・・!
と云いながら、またぞろ
『石破のシゲちゃん・・・』
が、地方党員の人気の燃え粕(かす)を狙って、
『そんなら、俺も・・・!』
などと云い出さないとも限らないが、まあ、出ても、結果は視えて居るし、ジジイがお側衆なら、身体を張ってでも、
『今更・・・、お止めなさいませ・・・!』
とお薦めするが・・・(笑)
否々、我らが菅さんも、さすがは
『官邸番頭(=官房長官)・連続8年・・・!』
は伊達では無かったようで、なかなかに
『寝業師・・・』
で有らせられるわなあ・・・(笑)
と云う訳で、
『NAGATA Lympic の第一幕・・・』
は、斯様なシナリオではどうだろうか・・・(?&汗)
最後まで読んで下さって居たら、誠に汗顔の至りです・・・(謝&拝)