・往っちゃった・・・(オマケ=ヤラカシ編) | 日本哭檄節

日本哭檄節

還暦を過ぎた人生の落ち零れ爺々の孤独の逃げ場所は、唯一冊の本の中だけ・・・。
そんな読書遍歴の中での感懐を呟く場所にさせて貰って、此処を心友に今日を生きるか・・・⁈

 そう云う訳で・・・って、

『云うも恥ずかしい訳・・・』

になるのだが・・・(汗)

 

 南阿蘇の

『一心行の大桜・・・』

を離れて、一路、阿蘇外輪山の南裾野を辿って、産山のバイパストンネル2本を潜って、

『西原村・・・』

を抜けて、熊本市の南側辺りを目指し、そこから、

『国道3号線・・・』

へと合流して、八代市を目指す・・・。

 

 これが、ジジイの、

『帰りの経路イメージ・・・』

だった訳で、このルートなら、57号線ルートよりも近距離で、3号線に辿り着ける計算のはずだった・・・。

 

 自慢では無いが、この禿ジジイは、若い頃から、

『方向感覚・・・』

は割りと善い方で、地図で現在地を確かめ、そこから目的地までの方向性や距離感さえ掴んで措けば、まあ、そう迷わずに辿り着ける自信は強いのだが、これが、時に、

『大失敗・・・』

を引き起こすことも、まま有る話で・・・(笑)

 

 と云うのも、この方向感覚の好さ故に、つい

『近道選択・・・』

に及び、途中で、

『想わぬ遠回り・・・』

を演じてしまう大失態を演じ、昔、まだ家族持ちで出掛けた時など、家族(=特に、『元・妻』・・・)に、大顰蹙を買う羽目に陥ったことも、一度や二度では無かった訳で・・・(汗&笑)

 

 昨今、あの

『カー・ナビゲーション・システム・・・』

などと云う

『小賢しい、小姑のような小うるさい代物・・・』

が出現して、横から、

『そこを右・・・!』

とか、

『目的地まで、凡そ〇〇kmです・・・!』

などと宣ってくれるが、ジジイのメンタリティーでは、

『ドライブと云うのは、ロードマップを読んで、自分の眼で看板や風景を読み確かめて、目的地に辿り着くのが、正道だ・・・!』

と云う譲れない哲学が、今も厳然と居座って居るのだ・・・(笑)

 

 で・・・、今回の

『想い着き、南阿蘇遠行行脚・・・』

でも、想わぬ時間浪費をしてしまったジジイは、この悪癖を催し、西原村から、3号線への路を

『三角路(=近道・・・)で、行けるのでは・・・⁈』

と想い兆してしまったのだ・・・(汗)

 

 常道では、西原村から、熊本空港の手前で、左折して御船町から甲佐町へ下り、此処から、松橋ICの先で3号線に合流・・・!

 これが、最短距離だと想って居たのだが、既に薄暗くなり始めた時間を考え、

『これは、早目に3号線に出た方が善さそうだ・・・!』

と想い立ち、途中から、西側に走る3号線方向へとハンドルを向けたは善かったが、此処から、ジジイの老脳の方向感覚が若干狂い始め、暗闇迫り始めた熊本平野の南部の田園地帯を、

『西に向かって走っているつもり・・・』

だったのだが、ここまでは、方向感覚は、正しかったのだ・・・。

 

 だが、眼の前に、多くのライトの流れが、左右に行き来する通りの手前の案内標識が、

松橋・ 八代・ 熊本・・・』

と在ったのを視て、

『此処は、当然、八代方面だろう・・・!』

と想い込み、直進したところで、

『?・?・?・・・!』

となってしまった・・・(汗)

 

 今、横断した広い道路が、

『目指す3号線だったのでは・・・⁈』

と想い始めたのだ・・・。

 何故なら、向かって居る前方は、一面が田園地帯で、どうも、午前中上って来た3号線沿いの賑わいには、段々程遠くなって行く気配が、濃厚になって行くような気がして来る・・・。

 だが、対向一車線の道路は、土曜日の夕刻で、車が途切れる気配も無いし、左手は川で、右手にも、Uターン出来るような路地は見当たらないままに、どんどん車の流れに押し流されて進むしか無い・・・。

 

 結局、此処が、第一回目の

『ヤラカシ地点・・・』

となり、そのまま、遠回りして八代の手前まで走るしか無かったのだが、この段階で、ジジイは、もう一つの迂闊を実感させられ始めて居た・・・。

 それは、日没と同時に、気温が下がり始め、昨日の麗らかさ(=ポカポカ陽気)と同じ感覚で、薄着をして出て来て居た老いの身には、当たる風が、殊の他冷たく(=寒く)感じ始めて居たのだ・・・(汗)

 

『このままでは、帰り着く前に、凍えてしまいそうな・・・?』

と覚え始めたジジイは、此処で、

『何処かで、下に重ね着る物を仕入れねば・・・!』

と考えた・・・。

 そして、漸く合流した3号線沿いに視付けた

『ホームセンター・NAFCO・・・』

に飛び込み、此処で、作業着の下に着るアンダーTシャツの長袖(=1,980円也+税)を一枚買い込んで、早々着こんだ・・・。

 

 しかし、あの3号線との交差点看板は、何だったのだ・・・⁈

 あの場合、普通で有れば、

松橋・・・』

で有り、

熊本・・・』

と表示すべきだろう・・・(怒)

 と想ったが、最早、後の祭りであることに、変りは無い・・・(汗) 

 

 当に、

『踏んだり蹴ったり・・・』

の有り様である・・・(汗&笑)

 結局、わざわざ遠回りして、目当ての3号線に辿り着いた時には、既に、

『午後7時・・・』

を過ぎる時間になってしまって居た・・・(汗)

 

 南阿蘇からなら、八代までは、

『1時間半も有れば・・・』

と想って居ただけに、

『30分のロス・・・』

を重ねた計算になる・・・(汗)

 

 更に、想いの他時間を喰った状態のジジイは、朝、家で朝食を食べた後は、先を急いでばかり居たので、その時間まで、何も食べて居なかった・・・(汗)

 

『八代を過ぎれば、また災害復旧中の道路を、人吉まで走らなければならないから、その間は、物を食べる場所は、一ヵ所も無い・・・!』

と想ったジジイは、此処八代で、

『一先ず、腹ごしらえ・・・!』

を決め込むことにして、最早、一番早く眼に入ったラーメン屋に飛び込んで、一杯750円の

『スペシャルラーメン・・・』

を、貪るように啜り込み、いざ、八代市内を抜けて、いよいよ

『国道219号線・・・』

に入り、人吉方面へと切り込んだのだが、此処で、

『第二のヤラカシ・・・』

が始まった・・・(笑)

 

 昨夜の天気予報でも、

『明日(=土曜日)の夜からは、雨になる・・・!』

と報じて居たのに、このジジイは、横着を決め込み、

『どうせ、夕方までには帰って来れるから、雨具は要るまいて・・・!』

と想って出て来て居たのだが、既に午後7時半を過ぎようとした

『夜の空・・・』

からは、ポツポツと雨粒が落ち始めて来たでは無いか・・・!

 

 こう云う時だけは、天気予報も妙に当たるから、始末が悪い・・・!

 

『ああ・・・、しまったあ・・・!』

だが、時、既に遅し・・・。

 今更、また八代市街地まで帰って、合羽を買うより、

『少々濡れてでも、兎に角、人吉まで・・・!』

との選択を択んだのだ・・・(汗)

 

 だが、その10分後、

『更なる、最大のヤラカシ・・・』

を冒してしまう羽目になる・・・(笑&汗)

 

 往路で、途中に、何カ所も

『片側一方通行(=工事中・・・)

の信号が在ったのを想ったジジイは、219号線に入って間もない処に立って居た

『回り路・・・』

と云う、一際大きく視える看板に反応してしまい、

『ひょっとして、こっちの路なら、通行量も少ないから、一方通行も少ないのでは・・・⁈』

と欲張った根性を丸出しにして、その橋を渡って、球磨川の左岸側へと入ったのだ・・・。

 

 入って暫くは、順調だった・・・!

『ウーン・・・、シメシメ・・・!』

と、自分の賢明さを褒めて遣ろうとした頃に、何やら、雲行きが怪しくなって来た・・・。

 否、空の雲行きは、もう既に怪しいどころか危なくなって、雨粒が少しずつ増え出して来て居た訳で、怪しいのは、走って居る道路が、遡るべき球磨川から離れて、何やら支流沿いへと入った気配を感じたのだ・・・。

 

 時間が、もう8時を過ぎた時間の上に、空は雨雲に覆われ始めて居るから、月明かりも星明りも無いので、山影も、ぼんやりとしか浮かんで居ないのでは、最早、ジジイ自慢の方向感覚も頼りにならなくなり、

『西も東も判らない・・・!』

と云ってもいい状態になった中で、道路は、段々登り坂へと差し掛かって、段々高度が上がって行く・・・。

 

 次第に、

『?・?・?・・・』

とはなって行くが、時折、路の脇に立てられて居る道路標示には、

『県道・・・』

を表す六角形の青い看板と番号が符って有るから、

『このまま進めば、人吉の近くに出るのだろう・・・⁈』

と想いながら進む途中には、人家の灯りも灯って居て、人の生活の空気も感じるから、

『疑い半分・・・』

のまま、進むこと30分ほどだっただろうか・・・?

 

 高度も、相当登ったと想うが、登るほどに道幅は狭くなり、遂には、何とかと云う発電所の工事現場の事務所を過ぎた処で、路は、更に、一気に狭く粗くなってしまった・・・!

 

 つまり、そこまでは、工事用に道路が整備されて居た訳で、その先は、最早

『人も住まないような山間部(=林道)状態・・・』

へと突入してしまったようなのだが、それでも、まだ『県道』の標識は、在った・・・(笑)

 

 それ故、都合の悪いところでは、いつでも

『諦めが悪いジジイ・・・』

は、そこから、まだ先までバイクを登らせた・・・。

 

 途中、野鹿の母子が突然現れたり、タヌキが前に現れたり・・・(笑)

 

 今や、

『真夜中のモトクロス状態・・・』

と化した状態だが、それでも、更に15分ほども登っただろうか・・・?

 

 遂には、正面に、1メートルほどの石垣が積まれた敷地に、2軒の廃屋が現れ、そこから、右には、更に狭い砂利道が在ったが、これは、もう明らかに、人道の幅で有って、車が通れるような道では無い・・・。

 此処に到って、ジジイも、

『自分の迂闊さ・・・』

を認めざるを得ない状態だと、いよいよ悟らされた・・・(汗)

 

 遂に、

『引き返すこと・・・』

しか道が無いことを悟り、バイクをUターンさせながら、ジジイは、今や、自分を自分で嗤うしか無かった・・・(笑)

 

 そして、今、登って来たモトクロスロードのような狭く険しい山道を、もう一回、あの憎っくき『回り道・・・』の看板の処まで引き返し、もう一度、

『正規の219号線・・・』

に乗り、人吉へと向かうしか無かったが、この一時間強の時間ロスの間に、雨は、更に強く降り始め、走って居るジジイの顔を、雨粒が、

『お前・・・、バカか・・・!』

と云って嘲笑うように、強く叩いて来たし、途中で買って来込んだアンダーTシャツだけでは足りないほどに、体温は、奪われて行く気がした・・・(涙)

 

 正直云って、

『このままじゃ、帰り着けないかも・・・⁈』

と云う不安が過ぎるほどの窮地に、陥って居たと云っていい・・・。

 

 だが、それでも、

『何とか、人吉市内までは・・・!』

と気力を振り絞り、そこから、

『約35kmほど・・・』

を走り、最早、濡れネズミに近い状態で、一番最初に在ったセブンイレブンへと転がり込んだ・・・。

 

 こんな時、

『24時間営業・・・』

の存在が、何と有難いことか・・・!

 

 そこまで走って来る間に、ジジイが考えて居たのは、

『ビニール袋で、合羽を造ろう・・・!』

と云う発想である・・・。

 

 何処のコンビニにも、その地域で使われるゴミ袋は、大概、扱われて居る・・・。

 これを、一袋買い求め、工夫して、兎に角、上半身と下半身の前側が、雨で濡れないようにすれば、

『何とか、家まで辿り着けるのでは・・・⁈』

と考えたのだ・・・。

 

 羽織って居たウインドブレーカーは、まだ、完全に濡れ切っては居ないから、これ以上雨を吸わせなければ、何とか、これ以上の体温喪失は免れるだろうし、下半身の冷たさも、ビニール袋で覆えば、これ以上は濡れなくて済む・・・。

 

 そう考えたジジイは、大袈裟に云えば、命の手綱を手繰るようにコンビニに飛び込むと、一人の客も無い中で、突然転がり込むように入って来た禿頭ジジイ(=ヘルメット状態だったが・・・笑)に驚いて居る若い店員に、

『ゴミ袋は、何処・・・?』

と訊くと、彼は、眼を丸くして、入って直ぐ右側の方を指差した・・・(笑)

 

 今や、迷って居る暇も無ければ、迷うほどの品揃えも無い訳で、地域で売られて居るのは、その自治体指定のゴミ袋でしか無いのは、百も承知である・・・。

 

 つまり、此処は人吉市なのだから、

『人吉市指定のゴミ袋・・・』

を求めるしか無い訳で・・・(笑)

 買うのは、一番大きなサイズ(=45リットル用)と決めて居たが、人吉市は、危険物用は『赤字印刷』となって居たが、ここでは、そんな迷いは要らない・・・。

 普通ゴミ用の『黒字印刷の袋・・・』を一つ掴み、レジへ立ち、

『NANACO・・・』

を翳すと、『298円・・・』のレシートを返してくれた・・・。

 

 

 ヘルメットを被ったままで、濡れ姿の怪しいジジイに、怪訝な顔をして居る若い店員二人に、

『これで、今から、合羽を作るのだ・・・!』

と笑って云うと、二人は、更に眼を丸くして居た・・・(笑)

 そんな二人に、

『ちょっと、軒先を借りるよ・・・!』

と云って外へ出て、背負って居たリュックを下に置き、ヘルメットも脱ぎ、買ったばかりにゴミ袋の包装袋を破って、先ず一枚抜き出し、その袋の底の中央部に、頭が抜けるだけの穴を開ける・・・。

 

 こう云うことを予想して居る訳では無いが、ジジイのリュックには、

『VICTRINOX・・・』

のアウトドア用の折り畳みナイフが、常に入って居るのだが、今回、その備えが、初めて役に立ったと云うことだ・・・(笑)

 

 そして、この袋の底側の両サイドに、腕を通せるように、10センチほどの切り込みを入れれば、腕を除く上半身を覆う

『ノースリーブのビニール合羽・・・』

が、一丁出来上がる・・・(笑)

 この際、両腕が濡れるのは、我慢するしか無いと想うことにした・・・。

 両腕から奪われる熱で、死ぬほどのことは有るまいと考えたのだ・・・(笑)

 

 更に、問題の下半身だが、これが、スクーターと違って跨るバイクだと、誠に厄介では有る・・・。

 ジジイの老い脳が編み出したのは、左右一枚ずつの袋の底に靴が抜けるほどの切り裂きを開け、その切れ込みに脚を突っ込み、袋の提げ口を腰まで引き上げ、これを、腰に廻して縛って固定する・・・。

 この時、昨今の

『提げ輪付きゴミ袋・・・』

は、誠に有難いことを、今回、初めて識った・・・(笑)

 

 この提げ輪を頂部で切断し、左右の袋を、お互いに交差させて結べば、立派な合羽ズボンに化けるのだ・・・!

 

 ただ、此処で問題になるのは、バイクで走るとなると、この袋の幅が有り過ぎるので、風で煽られて音が激しくなることが予想される・・・。

 そこで、ジジイは、袋をもう一枚抜き出し、これを真二つに切り裂き、これを紐に化けさせ、これで、両脚の膨れた袋を、我が短い脚に巻き付け、風が当たっても大丈夫なようにした・・・。

 

 人吉市指定のゴミ袋など、余らせて持ち帰っても、それこそゴミにかならないのだから、何枚使おうが、構わない訳で・・・(笑)

 

 我ながら、

『ウーン・・・、完璧・・・!』

と悦に入りながら、もう一つ袋を抜き出し、これに、背負って居たリュックを放り込んで、リアキャリアに縛り着ければ、最早、濡れるのは、両腕だけで済むし、上半身も下半身も、放熱を防げるから、

『何とか、家までは、帰り着けそうな・・・⁈』

と云う自信も、甦って来た・・・。

 

 ジジイの、

『これで、合羽を作る・・・!』

と云う言葉に、眼を丸くしたコンビニの店員の一人が、暇に飽かせて様子を視に出て来たが、ジジイの発想に、更に眼を丸くして、

『凄いですね・・・!』

を連発してくれたのも、ジジイの快感神経を刺激してくれたかも・・・(笑)

 

『準備完了・・・』

となったジジイが、連れ合いに跨りながら、

『じゃあ、ね・・・!』

と云うと、青年が、

『何処まで帰るんですか・・・?』

と訊くので、

『宮崎県の都城・・・!』

と笑って応えると、青年は、もっと眼を丸くして、

『本当ですか・・・、遠いですねえ・・・!』

と云った後、本当に心配する口調で、

『気を着けて帰って下さい・・・!』

と云ってくれたので、にっこり笑いをくれて、

『ありがとう・・!』

と云って、片手を挙げて、ジジイに似合わぬ恰好を着けて、そのセブンイレブンを後にした・・・(笑)

 

 そこから、我が都城までは、普通でも、まだ1時間半ほどを要する距離になるが、その夜は、小雨はまだ降って居たし、ジジイの心の中に、

『自業自得なんだから、兎に角、無事を第一に・・・!』

と云う殊勝な気持ちも働いたので、更に時間を要して走り、漸(ようよ)う帰り着いた時には、

『午前1時45分・・・』

になって居た・・・(汗)

 

 帰り着いて、早速、被って居た

『人吉市の指定ゴミ袋・・・』

を脱ぎ解き、冷え切った身体を、熱いシャワーに曝して温まりながら、改めて、

『還暦も、4年を過ぎようとするジジイの働く所業じゃ無いな・・・!』

と、つくづく反省した次第・・・(汗&笑)

 

 以上が、今回の

『想い着き阿蘇行脚・・・』

でやらかした

『ジジイの大失敗談・・・』

と云うオマケである・・・(笑)

 

 つくづく、

『大バカ者・・・』

だと、今更、また更に自分を嗤って居る次第だが、この悪根性(=性根)は、多分、死ぬまで治らないのだろう・・・(汗)

 

 因みに、翌朝、視に行った連れ合いの距離メーターは、

 

 

になって居た・・・(笑)

 

 つまりは、帰路は、往路よりも、

『33.8km も遠回り・・・』

をしてしまった訳で、この距離は、多分に、あの

『人吉の山路往復・・・』

の距離に、間違い無いだろう・・・(汗)

 

『急がば、廻れ・・・!』

とは、蓋(けだ)し名言であると、改めて訓えられたし、人生にも、何事にも、

『近道は、無い・・・!』

と云う当たり前のことをも、改めて想い識らされた次第である・・・(汗々)

 

 と云っても、今更、もう遅いも遅いのだが・・・(汗&笑)

 

 以上、結果、

『都合、約15時間・・・』

を費やした、大バカ禿ジジイの

『想い着き阿蘇遠行行脚・・・』

の顛末で有る・・・(大汗&大笑)

 

 この遠行で学んだことは、バイクで走る距離は、

『一日300km以内にしよう・・・!』

と云うことと、想ったより、体温を奪われるから、

『着る物には、気を配れ・・・!』

と云う教訓である・・・(汗)

 

 あっ・・・、それと、

『雨具は、絶対に忘れるな・・・!』

と云うことも・・・(笑)

 これは、元々常識だわなあ・・・(汗)

 

 しょうも無いオマケBlog にまで、付き合って下さった方が居られるなら、心から御礼を申し上げます・・・(謝)

 

 これが、この禿ジジイの実性(=バカさ加減)です・・・(笑)

 

 最後は、まったく関係無いですが、一昨日の

『黄砂騒ぎ・・・』

の中で、夜8時頃に、その黄砂の空に浮いて居た月が、ほぼ満月だったので、柄にも無く画に撮ってみたので、御一興に・・・(汗)

 

 

満月も 黄いろい砂の 薄化粧

 

なんちゃって・・・(汗)

 

 

 接眼すると、満月では無く、どうやら

『十六齢・・・』

だったようだが、満月のつもりで・・・(笑)

 

 お粗末・・・(汗)