3月22日 月曜日
隈研吾・清野由美『新・都市論TOKYO』 読了
これは、面白い。饒舌でかつ冷静な二人の視点と語り口が、テーマとなる都市や建築をどんどんと紐解いていく。場所を移動して実際の場所を歩きながらの会話なのだけど、その博識と掛け合いに気持ちのいいダイナミズムがある。六本木ヒルズ、町田の話なんかは特に面白い。
現在は、集英社新書のウェブサイトに次の連載が掲載されていて、こちらは都市ではなく「ムラ」について論じてある。今のところ、下北沢と高円寺。こちらもよんだけれど、これがまた面白い。
僕は、斜に構えて東京に出てきた田舎者という立場から、下北沢という町は、昔からの品のある町並みと若者文化が交じりあって混沌とした光景と、演劇の町という特殊性から出てきている(と思われる)、一種の馴れ馴れしさを感じていて、それが苦手だった。けれど、それについて考えを改めようか、という気持ちにもなった。
隈研吾・清野由美『新・都市論TOKYO』 読了
これは、面白い。饒舌でかつ冷静な二人の視点と語り口が、テーマとなる都市や建築をどんどんと紐解いていく。場所を移動して実際の場所を歩きながらの会話なのだけど、その博識と掛け合いに気持ちのいいダイナミズムがある。六本木ヒルズ、町田の話なんかは特に面白い。
現在は、集英社新書のウェブサイトに次の連載が掲載されていて、こちらは都市ではなく「ムラ」について論じてある。今のところ、下北沢と高円寺。こちらもよんだけれど、これがまた面白い。
僕は、斜に構えて東京に出てきた田舎者という立場から、下北沢という町は、昔からの品のある町並みと若者文化が交じりあって混沌とした光景と、演劇の町という特殊性から出てきている(と思われる)、一種の馴れ馴れしさを感じていて、それが苦手だった。けれど、それについて考えを改めようか、という気持ちにもなった。