3月19日 金曜日

 今日は、どうも匂いが気になって仕方ない日(占いコーナみたいな文章だ)。
 電車での行き帰りには、コンビーフの匂いがする女性と、紙粘土の匂いのする女性が隣だった。匂いと言えば、僕はコンビニのおでんの匂いが駄目で、すぐに気持ち悪くなってしまう。店舗に寄るけれど、衣料メーカのGAPの店舗の匂いも苦手だ。
 日々、匂いには囲まれているけれど、それぞれ、わずかにせよ匂いを発しているだろうから、その中でそれほど、神経質に匂いについて考えずに生活出来るというのは、ある意味で奇跡的だ、と思う。必要以上に敏感に感じてしまって苦労している人もいるだろう。
 基本的には、あ、これは何々の匂いだ、という別の独特の匂いと結びつく事によって、思い起こされたり記憶されたりする。匂いは、伝達という意味で、開拓の余地が残されているので、興味深い感覚だ。

 そういえば、赤いパッケージのスティックのりは、七味唐辛子の匂いがする。