12月17日

 久しぶりに、マクドナルドに行ったのだけれど、どうやら今エコ活動として簡易包装に取り込んでいるらしい。なるほど、手提げのビニール袋も紙袋が二つまでは無しになったようだ。このように、最近至る所でエコが叫ばれ、使い捨て物が減ったりいくつかの対策が施されている。この様な活動に対して、僕は特に意見を持ち合わせていないけれど(賛成も反対もしないという事、やらないよりはましかなぐらいは思う)、少しだけ思った事を書こう。
 確かに、個人で出来る事と企業が出来る事では、規模が違う。だから、企業側が率先してエコでも何でも良いけれども、活動した方が効率がいいし、そうすべきだ。けれど、今まで行って来たサービスの質を落とすというのは、いかがなものだろうか。ビニール袋にしても、値段を付けてお客に売れば良いのではないか、と思う。現にそうしている所もあるだろう。別に、不便だと文句を言っている訳ではなくて(言ってもいるのだけど)、料金を据え置いたままに、サービスの質を落とす、物を減らすという方法ではなく、その活動に対する意味、価値を明示出来ればそれに対してお金を払う、というシステムの方が客が育つのではないか、と思うのだ。つまり、僕はサービスの質を落とすくらいであれば、その為の料金を上乗せして、そこで売り上げたお金を活動資金に充ててほしい。今の考え方では、上昇傾向にあるグラフのカーブを緩やかにする事は出来ても、下げる事は出来ないだろう。必要な物は、お金がかかってもするべきなのだ、それは企業努力だけではなく、客側が積極的にアプローチすべき心得ではないか。