11月13日

bug-depayseのリハの為高円寺に行くも
この日は阿佐ヶ谷だった

大塚英志『多重人格探偵サイコ/新劇 雨宮一彦の消滅』
恩田陸『猫と針』  購入

どちらも戯曲

戯曲はすぐに読めてしまうので、どちらもその日のうちに読み終わったけれど
恩田陸の作品は特にあっという間

面白くなくはないのだけど、ちょっと舞台で公演するには
ライトすぎるのではないかな、と言う印象

小説の方の作品も、結末が確信的ではあるけれど
ややぼかされた物が多い(と感じる)ので
何だか丁寧に肩すかしを頂く様な物で
面白いなと思う事は多いのだけど、やや苦手、かな

切れ味が悪いと言うか、切っている物が柔らかいと言うか
羊羹を切り分ける木のへらみたいな感じか

一番面白かったのは、あとがきの日記で

”芝居の人は腰は低いが押しは強く、細かいけれど神経質じゃない。つよい。”

という、一節
何で、面白かったかは言わない。