原爆を読む | 路上から眺める平和なような日常

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拙著『憲法9条の逆襲!』連動ブログから衣替えしました。
たまー・・・に更新します。きっと。

今日は8月6日ということもあって、
このところ気になっていた漫画を買って読んだ。

だってイーブックがメルマガでごりごりプッシュしてくるんだもの。

夕凪の街

ああ読みますよ!
読みますとも!!

ということで、購入してみました

まだ漫画でもイマイチ電子書籍に慣れていないもんで難儀したんけど、、、
この35ページの短編が胸に残したものを何と表現すればいいんだろう。

ショック? 少し違う。
憤り? でもないし。
憐れみ?だけではないし。

生きていて申し訳ない、という感覚。
もっと生きたい、誰かと一緒に長生きしたい、という願望。


ううーん。
自分はヒリヒリ感じた経験ないよなぁ。ここに描かれている人ほどにはね。

ただ、あまり多くを語り過ぎない方がいいかな。

同時収録された『桜の国』前後編も染みます。
重すぎない描写がまた素晴らしい。
どうも普段からそういうシリアスな作品を書いてる作家さんではないようですな。

あとがきにも感じ入ってしまいました。深く。


正直、オススメです。



原爆なぁ。。
ヒロシマ、ナガサキの資料館や、
あるいは映画などで少しは見知った気でいたけど。。。。
生活とリンクして考えられてはいないんだよな、と実感した次第。

貴重な作品です。

最後にURLをもう一度。
http://www.ebookjapan.jp/shop/title.asp?titleid=8900