JUST ABOUT(丁度好い加減) | アーサー・ホーランド公式ブログ

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『べったりは暑苦しい。
 然れど何もないと淋しい・・・
 人には好い加減を見付ける
 間の空間が必要である。』


「分かっちゃいるけど止められない・・・」
昔ヒットした歌の台詞(セリフ)である。
「こうであるべきだ」と言うのは
頭では分かっていても、
心が付いて行けないのである。

正論は認識していても、
其れが出来ない自分がいる。
建前はそうであっても、
本音は違うのである。

人は何に於いても慣れてしまう存在である。
客観的に物事を見るよりは、主観的に見る
我の強い哀れな一面を持って生きている。

方丈記の中で人生の無情観から
常住(豊かさ)を求めて、
鴨長明は自然の中に入って
己と向き合う間を取るのである。
然して其の間の中で人間の問題は、
執着心にあることを気付かされる。

娑婆なる浮世で生活する人の中で
執着心のない人など一人もいない。
恋愛している者同志が
互いに引き付け合う様に、
人は誰であれ
何らかの執着心を抱いて今を生きている。

然れどその執着の度が過ぎると
自分も周りをも束縛し、
また苦しめて終うのである。

そんな時は「間」を取ることが大事なのだ。
暫、静まって落ち着くことである。
人はまた、
何に於いても影響される習性を持っている。
要するに易きに傾いて終うのだ。

人は間を取ることによって、
主観的客観性を持って、自分も問題をも
冷静に対処できる様になれる。

煮詰まった時は一息入れることだ。
切羽(せっぱ)詰まった時は
気分転換すればいい。
自然の中で、只、ぼおーっとするのもいい。
静かな処で瞑想(めいそう)するのもいい。

落ち着くことである。
無理をしている上に
無理を強いることはない。
逆に何もしないで一寸の間(あいだ)
体を休めてあげるといい。

執着心が強くなると
引き際が見えなくなって終い、
また自分だけが満足を求めて
周りへの配慮を蔑ろにしてしまう。

其故、間の空間を取る事は
決して無駄なことではない。
実はとっても賢い事なのである。
それこそ尊い知恵と言える。
知恵とは恵みを知ると書くが、
人に必要なのは知識以上に知恵である。

THE BIBLEにも
「大いなる方を意識することは
 知恵のはじまり」
とある。

魂のロッカーJESUSは
「知恵と知識の宝」
とも言われている。

ドライブしている時に
黄色や赤色の信号に変わった時は、
一時その前で止まることが
事故を起こさない為にも
大事なのは言う迄もない。

「渇いている者は
 わたしの処に来なさい・・・」
とJESUSは謳っている。
PINCHは確かにCHANCEでもある。
慌てず、また焦らず、
一寸の間を取ってみるといい・・・

今日のあなたの一日が
一寸の間の中で恵みを知る
一日であります様に・・・


『執着心があるが故に
人は如何(いか)に生きるかを学ぶ』

アーサー・ホーランド
2013.10.28


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