『求め続ける限り成長できる。
求めなくなった時に成長は止まる。』
一生見習いでいい。
求道者であれ。
「分かった。悟った。把握した。」
などありえない。
そう思い込んだ時に成長は止まって終う。
学ぶ心を持つことだ。
飢え渇くことだ。
遣ってもらうことに慣れない様に・・・
自分で遣ってみることだ。
「楽」は自分が出来る限りの事を遣った後、
たっぷりと味わえばいい。
労苦した農夫こそ、
その収穫の祝福を味わえる。
「労苦」とは葛藤することであり、
また没頭することでもある。
切羽詰まった時が実はチャンスなのである。
問題の壁にぶつかった時にこそ、
新たな発想が生まれるのである。
偉い人にならなくてもいい。
無名であれ。
人に偉そうにしなくてもいい。
謙虚であれ。
肩書にこだわることはない。
過去の成功に胡座をかかないことだ。
あなたはこれからも
求道の旅を続けて行けばいい。
過去の経験を肥やしにして、
只、前に進むだけである。
あなたは日々新しくされる。
昨日の自分と今日の自分とは違うのである。
今日のあなたは
昨日のあなたを脱皮したあなたなのだ。
木の年輪の様に一日一日の積み重ねの中で
あなたは成長を遂げている。
虚無感に流されない様に・・・
完璧な人などいない。
満足感に浸るのも程々にすることだ。
生涯現役であれ。
死ぬまで挑戦し続けることだ。
「荒野に道は開かれる。
荒地に川は流れる」
と信じることだ。
「不可能だ」と決め付けない様に・・・
あなたの心次第で可能になるのである。
名声など如何でもいいことだ。
有名になる必要もない。
自分の遣っていることを
一生懸命にするだけである。
学ぶ心をなくすことのない様に・・・
松下幸之助は
こんな詩を我々に残してくれている。
「学ぶ心さえあれば、
万物全てこれ我が師である。
語らぬ石。
流れる雲。
つまりはこの広い宇宙、
またこの人間の長い歴史。
どんなに小さいことにでも、
またどんなに古いことにでも、
自然の理法、宇宙の摂理が
密かに脈づいている。
また人間の尊い知恵と経験が滲んでいる。
これら全てに私は学びたい・・・」
学校を卒業すれば学びが終わるのではない。
人生は一生勉強なのである。
それはやらなくてはならない勉強ではなく、
求道者として
やりたくてたまらない勉強なのである。
死ぬまで学び続ける学生であれ。
知ることに於いては貧しくあれ。
「わたしは既に得たのではなく
完全にされているのでもありません。
只、捕らえようとして
前に進んでいるのです」
と求道者パウロも聖書の中で述べている。
求め続けることである。
安定を求めるのではなく、
不安と無に挑戦し続ける心を持つことだ。
今日の一日があなたにとって
新たな発見を体験する
一日であります様に・・・
『求め続けるといい。
必ず与えられるから・・・
探し続けるといい。
必ず見付けることができるから・・・
叩き続けるといい。
必ず閉ざされた扉は開かれるから・・・』
魂のロッカー JESUS
アーサー・ホーランド
2013.10.13