いけばなアートフラワーデザイナーの寺井宏美です。
手間いらずで、枯れない便利なアートフラワー（造花）と、日本の伝統芸術である活け花を、 同時に身近に楽しんでいただけるよう、アートフラワーと活け花を融合させた「いけばなアートフラワー®」を広めることを目指しています。
枯れないはずのアートフラワーが枯れた！
今回見せてもらった時にそう思いました！
こちらは、今年4月の海外挙式用にお作りした時のブーケ。
＊こちらでご紹介しました→ キラキラチャペルとキラキラブーケでグアム挙式☆
＊こちらでご紹介しました→ キラキラチャペルとキラキラブーケでグアム挙式☆
光るものが好きな花嫁さまのご希望で
キラキラブーケに！
このバラの見た目のリアルさ、手で触ったときの感触。
今までになかったようなクオリティの高さでした。
今までになかったようなクオリティの高さでした。
しかし！
５カ月が経ち、枯れるはずがないのに、
花びらにところどころの褪せた色・・・
アップにすると、
花びらの端がうっすらと茶色く・・・見えますか？
花びらの端がうっすらと茶色く・・・見えますか？
花嫁さまから連絡をいただき、
見せてもらった時はとても謎でした。
見せてもらった時はとても謎でした。
そこで原因解明のために仕入先の会社へすぐに持って行き、
直接ブーケを見てもらいました。
直接ブーケを見てもらいました。
わたしとしては、原因解明だけではなく、
枯れないアートフラワーとの交換もお願いしたい！と伝えました。
本来アートフラワーは枯れないはずですから。
人生の晴れの日の思い出として、
ご自宅に大切に飾ってくださっているのに、
このような色褪せたものを、これからも飾っていただくのは心苦しい。
ということを。
ご自宅に大切に飾ってくださっているのに、
このような色褪せたものを、これからも飾っていただくのは心苦しい。
ということを。
ありがたいことに、誠実なご対応で、
その場で無料交換を申し出てくださり、
メーカーさんとこの現象について確認、
後日原因も知らせてくださいました。
その場で無料交換を申し出てくださり、
メーカーさんとこの現象について確認、
後日原因も知らせてくださいました。
その原因とは
「こちらのバラの花びらに光触媒加工が施されており、
空気を浄化する作用が働いたため、汚れを吸い取った分
花びらに色がついてしまった」
とのこと。
ほとんど劣化しないなアートフラワーとはいえ
ホコリや、料理するときの空中に飛ぶ油、喫煙時の煙やニコチンなど
全く汚れがないわけではありません。
しかし、お客様からこのような報告を受けたのは初めて。
仕入れ先にとっても初めてだったようです。
そして、このようなことが再び起こらないよう
社内会議でこの花材は廃番決定されたとのこと。
今回は別の花材の白いバラで、作り直しました。
再びキラキラ☆
とっても喜んでいただきました♪
挙式当日のブーケとは違うものになってしまいましたが、
今度こそ、ずっと綺麗なままインテリアの飾りとしてお楽しみいただけますように。
今度こそ、ずっと綺麗なままインテリアの飾りとしてお楽しみいただけますように。
取引先、メーカーさんによる誠実な対応に感謝です！！
今日も読んでくださってありがとうざいました(^^)
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