リタは内向的で太っているために学校で虐められていた。リタは奇妙な言葉を話すようになった。
リタの周辺で奇妙な事件が発生するようになった。母親のマリリンは覚悟を決めて、自分の力を使うことにした。
製作年1977,脚本:Brian Taggert,監督:Lee Philips
■ はじめに
◆ 登場人物(キャスト)
グレン・マチェット(ジェームス・オルソン) 父親
マリリン・マチェット(リー・グラント) 母親
リタ・マチェット(スーザン・マイヤーズ) 娘
クリスティーナ・マチェット(ヘレン・ハント) 娘
ジョー・スタンディッシュ(レリア・ゴルドーニ) 体育教師
ジャッキー・セガール(ドニー・オートマン) 生徒
キャスリーン(?) マリリンの友人
◆ 補足
このような映画に合っていなさそうなリー・グラント、ヘレン・ハントが出演。ヘレン・ハントは本作時14歳。
リー・グラントは1925年10月31日生まれで現在(25/08/06)99歳でまだ生きている。有名なのは「(1951)探偵物語/Detective Story」「(1967)夜の大捜査線/In the Heat of the Night」だろうか。
■ あらすじ
◆ リタ・マチェットの状況
リタ・マチェットは両親と妹のクリスティーナと住んでいる。
家は裕福だが家族はバラバラで、互いに無関心、時には対立している。クリスティーナとも仲が悪い。
リタは内向的で太っているために学校で虐められている。
マリリンはリタのことを心配している。リタと父親、クリスティーナの間をなんとかしたい。だがそれに対してもリタは反発する。
最近リタは奇妙な言葉をしゃべるようになった。
◆ ロープ上り
ある時、女子生徒たちはローブ上りを始めた。体育館の天井からぶら下がったロープを上ってタイムを競う。
リタはやりたくなかったが無理やりやらされた。うまくできないのでバカにされた。
ジャッキーと対戦させられた。ジャッキーは素早く上ってポーズ。下にいたリタは上を向いてジャッキーを睨みつけた。
ジャッキーは転落して首の骨を折った。
◆ いろいろな事件が
父親のグレンは轢き逃げにあってケガをした。クリスティーナがプールで溺れそうになった。
マリリンの友人キャスリーンは、以前より体調を崩していた。だが突然死亡した。なんと自分の体から発火したと言う。
学校のプールで女児が溺れる事件が発生した。ちょうどグレンとマリリンが見学に来ていた。グレンがプールに飛び込んで助けた。
マリリンはリタが体育教師のジョー・スタンディッシュと一緒に、呪文のようなものを唱えていることを知った。一連の出来事の背後にリタの存在を疑った。
◆ ジョーとの対決
グレンがリタを遠くに学校にいれるという話をした。リタは反発した。
マリリンはグレンとクリスティーナを他の家に泊めた。リタと話す時間を確保するためである。
だがリタはジョーのところに出かけた。マリリンは気づかれないように追いかけた。
リタとジョーは何かを話していたが対立状態となった。二人は呪文を唱えて睨み合った。ジョーは破れて倒れた。
◆ リタが明るくなった
先にマリリンが家に戻り、リタも戻って来た。
マリリンは覚悟を決めた。自分の力を発揮する時である。リタと対峙した。
リタは呪文を唱えるが、マリリンもリタの顔をしっかりと見て呪文を唱えた。
二人はそのまま呪文を唱え続けたが、ついにリタが泣き伏した。
マリリンはリタを抱いて「もうこれで終わりよ」と慰めた。リタはマリリンに抱き着いて、さらに泣いた。
以降、リタは明るくなり、異常な力を発揮することはなくなった。