盲目となったサラは恋人のライアンと暮らしていた。サラが出かけて戻ってきた時に、ライアンはチャドという侵入者に殺されていた。
サラは状況が分からないが、ライアンの死体に気が付いて、外に逃げ出した。ホランダーに助けられたが、彼もチャドの仲間だった。
製作年:2013,監督:Joseph Ruben,脚本:David Loughery
■ はじめに
◆ 登場人物
サラ・フロスト(ミシェル・モナハン)
ライアン(アンドリュー・ウォーカー) サラの恋人
ブレイク(カニエティーオ・ホルン) サラの妹
ダニー(トレヴァー・ヘイズ) ブレイクの夫
アントニオ(フィリップ・ジャレット) サラの友人
チャド(バリー・スローン)
ロバート・ホランダー(マイケル・キートン)
◆ 補足
本作はサラが住んでいるペントハウスの中で展開する。ペントハウスとはビルの屋上の住宅。
盲目の女性が襲撃される映画は他にもあるが、本作は主人公が自力解決するのが素晴らしい。
参考。「目が見えない女性が襲撃される映画」。
■ あらすじ
◆ サラは失明した
フォトジャーナリストのサラ・フロストは戦場を取材していた。
ある建物に入ったところ、赤ん坊を抱えて泣き叫ぶ女性がいた。
その女性に近づいてカメラを構えた。だが赤ん坊は実は爆弾。爆発して、サラは視力を失った。
◆ 恋人が殺された
盲目になったサラは恋人のライアンと暮らしている。
サラは一人で買い物に出かけて戻ってきた。
出かけている間にライアンが殺され床に倒れている。我々には見えるが、サラは気がつかない。
犯人のチャドもまだ中にいるが、こちらもサラは気がつかない。
◆ サラは逃げ出した
サラはライアンの死体に躓いた。そして血が流れているのを発見した。
チャドが現れてサラを縛りつけて、ライアンが盗んだと言うダイアを要求した。サラは「ダイアを渡す」と嘘をいうとローブが解かれた。
チャドの携帯が鳴った。そのスキにそばに会った自分が使っていたカメラでチャドを殴って外に脱出した。
階段を駆け下りてビルの地下に逃げ込み、さらにビルの外に脱出した。
知人のアントニオに助けを求めたが、チャドにナイフで喉を切られた。
◆ ペントハウスに連れ戻された
ロバート・ホランダーという男が現れてサラを保護した。だがホランダーはチャドの仲間だった。
サラは二人にペントハウスに連れ戻された。バルコニーに逃げた。ちょうどヘリが飛んできたので助けを求めたが、気がつかずにヘリは飛び去った。
昔サラが撮影した写真が額縁に飾られている。その額縁の裏に紙幣が隠されていた。ライアンが隠したもの。
二人は、再びダイアを探し始めた。買われていた猫は外に投げ捨てられ、再びサラは縛られた。
◆ 妹が訪ねてきた
妊娠しているサラの妹ブレイクが夫のダニーと一緒に訪ねてきた。ロープを解かれて玄関に出た。
サラは脅されているので「ライアンと喧嘩している」と言って二人を帰らせた。
◆ チャドとホランダーは仲間割れ
チャドは冷蔵庫の氷が入ったグラスにダイアが隠されているのを発見した。
チャドはダイアを取り出し、ホランダーに飲み物を勧めるふりをしてホランダーを倒そうとした。
二人は争いながらバルコニーに出た。チャドはホランダーに撃たれて倒れた。
サラは庭ハサミを掴んでホランダーの背中を刺した。ホランダーが振り向いて反撃してきた。
チャドが復活してホランダーを襲ったが、チャドは倒された。
◆ ホランダーを射殺した
サラは床に落ちていたホランダーの拳銃を見つけた。音を頼りにホランダーに拳銃を向けた。
だが遠くで花火が打ち上げられて、サラはホランダーの方向が分からなくなった。
サラは拳銃と一緒に拾ったダイアを投げ捨てた。ホランダーはダイアに向かって走った。
拳銃をダイアの方向に向けて撃った。撃たれたホランダーはバルコニーから転落した。