ルビイ・コリーはボーク・タックマンと付き合っていたが、振られたので金持ちのジム・ゼントリーと結婚した。
だがこの結婚は地域の人に「金目当て」との疑惑を引き起こした。ジムが死亡してルビイは地域の人々に復讐しようとした。
製作年:1952,監督:King Vidor,脚本:Arthur Fitz-Richard,Silvia Richards
■ はじめに
登場人物(キャスト)
ルビイ・コリー(ジェニファー・ジョーンズ)
ジャッド・コリー(トム・タリー) 父親
マー・コリー(マイラ・マーシュ) 母親
ジュエル・コリー(ジェームス・アンダーソン) 兄
ジム・ゼントリー(カール・マルデン)
リーティシア・ゼントリー(ジョセフィン・ハッチンソン) ジムの妻
ボーク・タックマン(チャールトン・ヘストン)
タックマン判事(ハーバート・ヘイス)
トレーシー・マコーリフ(フィリス・エイヴリー)
■ あらすじ
◆ ルビイの生い立ち
ノースカロライナ州ブラドック。ルビイ・コリーは沼地帯の中の貧しい家で生まれた。
ルビイは裕福なゼントリー家で育てられた。だが実家でルビイの力が必要となったので、高校を卒業して、実家に戻った。
ルビイはボーク・タックマンと付き合い始めた。タックマン一家は、まだ大きな農場を持ってはいたが、今では沼沿いの不毛な土地を耕していた。
◆ ルビイはジムと結婚した
ルビイとボークは惹かれていたが、ボークは金持ちの娘トレーシー・マコーリフとの結婚を決めた。
それを見てルビイはすでに妻が死亡していたジム・ゼントリーと結婚した。
だがルビイの結婚はブラドックに波紋を呼び起こした。つまりルビイは金目当てで結婚したと白い目で見られた。
結婚してもルビイはボークと公然と付き合った。酒場でダンスをしたので、ジムとボークは殴り合った。
◆ ジムは死亡した
ジムとルビイはセーリングに出かけた。
ルビイはボークとのことを謝り、ジムは自分も悪かったとルビイを受け入れた。二人の関係は修復された。
だがジムはヨットから転落した。ルビイは助けようとしたが、できなかった。結局ジムは死亡。
この事故は警察は問題にしなかったが、世間からはジム殺害犯であるかのような目で見られた。ボークとの関係も問題となり新聞に掻き立てられた。
ルビイは相続した金を使い、世間に復讐する。世間にはジムに借金していた人も多かった。それを厳しく取り立てた。
◆ ボークの土地を水浸しに
そしてルビイはボークに近づく。ボークもジムから借金をしていたのだが、その借金を棒引きにする提案をし、さらに駆け落ちを持ち掛けた。だがボークは拒否した。
それでルビイはボークの土地に水を流すことを指示した。作物は台無しになった。
◆ ラスト
ボークは謝罪し、二人は狩猟に出かけた。だが二人の関係を認めないジュエルが銃を持って現れた。
二人は森や沼を逃げたが、ボークは射殺された。ボークの銃を持ってジュエルを追いかけたルビイはジュエルを射殺した。