父親を殺されたトリーは、悪いことをしながら大人になった。父親の仇を取ろうと誓った。
刑務所の中で犯人の一人と出会い、他の犯人の名前を聞きだした。出所して犯人たちの組織に潜入した。
製作年:1961、監督:Samuel Fuller、脚本:Samuel Fuller、原作:Joseph F. Dinneen
■ はじめに
登場人物(キャスト)
トリー・デヴリン(クリフ・ロバートソン)
Mr.デヴリン(-) トリーの父親、すでに死亡
サンディ(ベアトリス・ケイ) 酒場の経営者
ジョン・ドリスコル(ラリー・ゲイツ) 地方検事
ファーラー(?) 犯人
ゲラ(Paul Dubov) 犯人
ガンサー(Gerald Milton) 犯人
スミス(Allan Gruener) 犯人
カドルズ(ドロレス・ドーン)
アール・コナーズ(Robert Emhardt) ギャングのボス
ガス・コッタヒー(Richard Rust) 殺し屋
■ あらすじ
◆ 父親を殺された
トリー・デヴリンの父親はギャングだった。14歳の時、父親はギャングに殺害された。犯人の一人の顔を脳裡に焼き付けた。
トリーはサンディと言う酒場経営の女性に育てられた。
トリーも悪いことをしながら大人になった。父親の仇をとろうと決心した。
◆ 刑務所に入り、犯人の一人と出会った
刑務所に入ったトリーは、ファウラーという人物と知り合った。彼は犯人の一人であった。残りの犯人はゲラ、ガンサー、スミスと聞き出した。ファウラーは刑務所で病死した。
出所したトリーはゲラがサンディの酒場を舞台に麻薬の密売をしていることを掴んだ。
トリーは酒場で娼婦のカドルズという女性を助けて親密になった。彼女はスミスが起こした殺人事件の目撃者であった。
彼女の証言をもとに地方検事のジョン・ドリスコルはスミスを逮捕した。
◆ 残りの犯人を処分した
トリーは正体を隠してゲラの元で麻薬の集金人を始めた。ゲラを通じてギャングのボス、アール・コナーズと知り合った。
コナーズはスミス逮捕の件を調査するように指示した。トリーはドリスコルと相談し「ゲラが政府に秘密の情報を売っている」という偽情報を渡した。
コナーズは殺し屋のガスを使ってガンサーを殺害した。
同じような方法でゲラを殺害させた。
これでスミス、ゲラ、ガンサーを自らの手を使わずに処分することができた。
◆ トリーも死亡した
トリーはカドルズと結婚しようとした。
だがトリーの策略を知ったコナーズは、今度はガスをトリーに差し向けた。
トリーはガスを返り討ちにして、コナーズの別荘へ乗り込んだ。
コナーズをプールに沈めたが、用心棒に撃たれた。
サンディとカドルズが駆け付けたが、トリーは死亡していた。




