Shirley Valentine

リヴァプールでマンネリな生活をしているシャーリーは友達がギリシャ旅行に当選したので、誘われてギリシャに来た。
ギリシャに来てレストランのオーナーとの生活を楽しんだ。そのままギリシャにいたいと思った。
ついに夫のジョーがシャーリーを訪ねてきた。生き生きとしているシャーリーを見て驚いた。


製作年:1989,監督:Lewis Gilbert,脚本:Willy Russell,原作:Shirley Valentine(Willy Russell)


■ はじめに

登場人物(キャスト)
 シャーリー・ヴァレンタイン・ブラッドショー(ポーリーン・コリンズ)
 子供の時のシャーリー(ギラン・カーニー)
 ジョー・ブラッドショー(バーナード・ヒル) 夫
 ミランドラ・ブラッドショー(トレイシー・ベネット) 娘
 ブライアン・ブラッドショー(ガレス・ジェファーソン) 息子

 ジェーン(アリソン・ステッドマン) シャーリーの友達
 ジリアン(ジュリア・マッケンジー) シャーリーの隣人
 マージョリー・メジャーズ(ジョアンナ・ラムレイ) シャーリーの子供時代の友達
 子供の時のマージョリー(キャサリン・ダンカン)
 コスタス・ディミトリアデス(トム・コンティ) レストランのオーナー

シャーリーは我々に話しかけるようにして、独り言を言ったり状況説明をしたりする。突然子供の時の情景に切り替わる。
 


■ あらすじ

◆ ギリシャ旅行の当選

シャーリーはリヴァプールに住む平凡な主婦。子供のミランドラとブライアンはすでに独立して別の場所に住んでいる。

結婚当初の素晴らしかった生活はすでに過去のものとなり、夫のジョーとはマンネリである。注、本作は、このような形でフラッシュバックが多く表示される。

こんな時友達のジェーンが「ギリシャへの二人旅に当選した」と言ってきた。

ジェーンはしばらく前に離婚して今は一人。ジェーンはシャーリーをギリシャ旅行に誘う。

最近のシャーリーにしては珍しく自分を優先して旅行に行くことにする

◆ 迷ったがギリシャへ

だがシャーリーは「ジョーにどのようにこれを伝えるか?」と考えた。

隣人のジリアンは、シャーリーの決断を尊重してくれた。

だが旧友だったマージョリー・メジャーズは皮肉を言った。シャーリーは、学生の時に派手な格好をしていたマージョリーに反発していたが、本当はマージョリーのようになりたかった。

この時ミランドラが「ルームメイトと喧嘩した」が戻って来たが、母親がギリシャ旅行に行くと聞いて出て行った。

シャーリーは壁にあったギリシャ旅行ののポスターに書置きをして出発した。

◆ コスタスと知り合った

ジェーンとギリシャに到着した。だがジェーンは飛行機で知り合った男性とどこかに行ってしまった。

シャーリーは美しい景色が気に入った。ジェーンは何日も戻らなかった。

シャーリーはギリシャに来たことを楽しんでいたが、レストランのオーナー、コスタス・ディミトリアデスと知り合った。

◆ 島に行って過ごす

シャーリーがコスタスと出かけることにして準備をしているとジェーンが戻ってきて、勝手に出かけたことを謝った。

だがジェーンはシャーリーにしては大胆な計画をしていることで驚いた。

シャーリーとコスタスは島に出かけた。シャーリーは水着を持ってきてなかったので裸で泳いだ。

その日、シャーリーはコスタスとキスをして関係を持った。

シャーリーはこのままギリシャに住んでみたいと思った。だがイギリスではジョーがシャーリーのことを思い出していた。

◆ レストランで働く

シャーリーはジェーンに「イギリスに戻る」と言ったが、ジェーンは笑い出した。

シャーリーは空港に行ったがミスで飛行機に乗れなかった。戻るとコスタスが別の女性を誘惑していた。

コスタスは言い訳をしたが「自分が用事で店を空けるときに、手伝って欲しい」と提案した。その後コスタスは姉が病気との知らせで留守にした。

シャーリーはレストランを切り盛りした。

◆ ジョーが来た

そんな生活が続いた。ジョーからは「戻ってきてほしい」との連絡。だがシャーリーは無視。

ついにジョーが訪ねてきた。

ジョーはシャーリーが見たこともないくらいに生き生きとしているのを目にした。

二人は夕日を眺めながらワインを飲み交わした。補足。その後二人がどうしたかは明示されない。