The Big Wheel

ビリーの父親は有名なドライヴァーであったが、事故で死亡した。
母親が反対したが、ビリーもドライヴァーを目指してガレージのメカニックに就職した。
ルイーズという女性と付き合った。さらに出場する機会が巡って来た。


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製作年:1949、監督:Edward Ludwig、脚本:Robert Smith


■ はじめに

登場人物(キャスト)
 ビリー・コイ(ミッキー・ルーニー) ドライヴァー
 "キャノンボール"・コイ(-) ビリーの父親、すでに死亡、ドライヴァー
 メアリー・コイ(スプリング・バイイントン) ビリーの母親
 アーサー・"レッド"・スタンレー(トーマス・ミッチェル) ガレージの経営者
 リノ・ライリー(Richard Lane) レース場経営
 ルイーズ・ライリー(メアリー・ハッチャー) リノの娘
 ヴィック・サリバン(マイケル・オシェイ) ドライヴァー
 ハッピー・リー(スティーブ・ブロディ)ドライヴァー
 


■ あらすじ

◆ ビリーはメカニックとして雇われた

ビリー・コイはカリフォルニア州カレルの町に来た。アーサー・スタンレーのガレージに来て「メカニックとして働きたい」と申し出た。

誰とも分からない者が来ても簡単に雇うわけにはいかないので、断ろうとした。だが壁にかかっている"キャノンボール"・コイの写真を見て、ビリーが伝説のドライヴァーの息子と知って雇うことにした。

キャノンボールは、インディアナポリス500レースで事故死した。アーサーはその時にメカニックをしていたという関係がある。

ビリーはドライヴァーになりたいが、母親のメアリーは反対している。

◆ ルイーズと知り合いになる

ビリーはドライヴァーとしてのチャンスを得てレースに出場するが、アーサーの指示に従わず失敗した。まだ意欲はあっても経験が足りない。

レース場を経営するリノ・ライリーの娘ルイーズと親しくなった。

ビリーはキャブレターの交換を手伝ってもらおうと思ってルイーズを呼びだした。

あわてんぼうのルイーズは、デートだと勘違いして、着たこともないドレスと履いたこともないハイヒールで出かけた。

◆ 失敗と成功

ビリーは別のガレージの経営者ディーコン・ジョーンズの元でチャンスを得た。

だがその車は緑色で「Hoodoo(疫病神)Wagon」と呼ばれていた。父親が死亡した時の車も緑色である。

案の定ヴィック・サリバンの車にコース外に押し出された。予選落ち。これで喧嘩が発生し、他のドライヴァーがケガをした。

ビリーは次のレースにも出場した。今度は良い成績を残して話題となった。

インディアナポリスの大レースの日、ビリーは猛烈にとばし殆ど勝利は確定的と思われたが、その時エンジンが火を吹いた。だがビリーは走り抜けて三着に入った。

このように次第に実績を残していく。二人ともトンチンカンではあるが、ルイーズとの仲も進展する。

◆ 事故

このような時、ビリーは飲酒運転をして逮捕された。アーサーが身元引受人となって釈放された。

アーサーから謹慎するように言われるが、天狗になっていたビリーはレースに出場した。

その最中ハッピー・リーの車の左後輪が壊れそうになるのを発見。ビリーは警告しようと車を寄せた。

車輪が外れて、ビリーの車が追突した。リーの車はガソリンタンクに衝突して炎上。

ビリーは必死の救出を試みるがリーは死亡した。

真実を知らないドライヴァーたちはビリーを批判し、アーサーからも解雇された。

◆ 東部に戻る

これを機にビリーは、別のチャンスを求めて東部に戻ることにする。ルイーズも一緒なのは言うまでもない。

一方、メアリーとアーサーは結婚することになった。