■ THE BRAIN THAT WOUDN'T DIE
製作年:1960、監督:Joseph Green、脚本:Rex Carlton、Joseph Green
■ はじめに
登場人物(キャスト)
ビル・コートナー医師(Jason Evers)
ビル・コートナー・Sr.医師(Bruce Brighton) 父親
クルト(Anthony La Penna) 助手
ジャン・コンプトン(ヴァージニア・リース) 恋人
■ あらすじ
◆ 恋人が事故で..
ビル・コートナーは父親と同じく移植外科の医師である。
だがビルは独自の研究を行っており、父親は息子の手法に批判的である。
ビルはある患者を救った後、恋人のジャンと別荘に向かった。別荘はビルの研究所でもあった。
しかし別荘に近づいたところで事故にあった。
◆ ジャンは頭だけで生き返った
ビルは無事であったが、ジャンは重傷を負った。より正確に言えば、体はメチャクチャに潰された。しかし頭部は無事である。
ビルはジャンの首を切断して、コートにくるんで別荘=研究所に運んだ。
地下室に運び込んで特殊な液体が満たされたトレイにジャンの頭を入れた。
液体の上から顔が出ている。その液体を通じて栄養素などを供給する。
ジャンは息を吹き返した。普通に言葉をしゃべることもできた。
◆ 別の部屋に何かが?
ビルは新しい女性の体を確保しジャンの頭部を移植したいと考えた。そうすれば元通りになる。
ビルはジャンの体となる女性を探しに出かけた。
しかしジャンは別のことを考えた。このような自分の状態は屈辱であり死んだほうが良い。
ともあれジャンは体がないので、自分ではどうすることもできない。
ジャンが頭だけの存在になって感覚が鋭くなったのか、地下室にあるドアの向こうに何か生きた存在を感じた。
ドアの向こうの何かもジャンに気がついたようである。彼は暴れ始めた。
◆ 代わりの女性を連れて来た
ビルはクラブに出かけて適当な女性を物色した。店をでて女性を追跡した。
ビルは女性に薬を飲ませて別荘に連れてきた。
ジャンはビルの計画に抗議して騒ぎ始めたので、ビルはジャンの口にテープを張り付けて黙らせた。
◆ 怪物は連れてこられた女性を助けた
ドアの向こうの彼が暴れてドアを叩いた。ものすごい力である。ドアが歪んだ。
スキマから見えた顔は恐ろしい形相をしていた。ビルの実験の失敗作である。
ついに怪物はドアを破りビルに襲いかかった。二人の格闘で火災が発生した。ビルは炎の中に倒れた。
怪物はつれてこられた女性を抱えて外に運び出した。
さらに怪物は地下室に戻った。ジャンを見て二人は頷き合った。二人は、そのまま炎の中でビルとともに死亡した。