ダライ・ラマ14世。法名テンジン・ギャツォ、幼名ラモ・トンドゥプ。

四歳の時にダライラマに認定された。その後チベットは中国政府に侵略され、全面的な支配下に置かれた。1959,年にヒマラヤを越えてインドに逃れ、チベット亡命政府を樹立した。

その後、チベット問題に限らず、世界平和のために、世界中を飛び回って活動している。

本作はダライラマ認定から亡命に至る過程を描いた映画である。同時期の状況を描いた映画としてオーストリア人の登山家ハインリッヒ・ハラーの「チベットの七年」が映画化されている。主演はブラッド・ピット。

現在に至るまで、チベットは中国政府の過酷な支配下に置かれている。