■ 宿題をもらう


まだ商談を続けたいと思っている顧客に対しては、次回の訪問を取り付けることが必要である。そのために、何か宿題をもらうということが考えられる。提案書、見積書、技術資料あるいは何らかの調査などである。このようにすれば、顧客との関係が途切れずにすむ。

しかし商談の最中に、話す言葉が見つからずに、静寂を埋めるために、例えば「××の資料を持ってまいりましょうか」というような場合が見受けられないだろうか。顧客にしても、その場を終わらせたいために「お願いします」というようなことがないだろうか。何かを約束すれば、その作業に手間がかかる。

商談を継続するために、宿題をもらうことは有効な手段だが、このようなことには注意したい。


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