■ アレキサンドラ・デビッドニール
・1867~1969。フランス人。この人の名前を知っている人は少ないと思う。
・徳間書店より「チベット・魔法の書」が発行されている。ネットを見ても、彼女の情報は本書に関係するものだけである。本書はフランス語ではなく英訳本から翻訳されたものである。いずれ本書のことは紹介しようと思う。
・彼女は1910年代より約30年間にわたり、チベットを探検した。しかもチベットのさらに辺境の地を巡り歩いた。チベット各地の僧や修行者に接し、彼らを研究した。そして自ら実践した。
・当時は鎖国政策をとっていたチベットに入国した人々は少数が知られている。しかし女性は、他にいないように思う。
・日本人としては、河口慧海などが知られている。長い期間の周到な準備をしてチベット入りを決行したのは、非常に尊敬する。インドや中国、日本では失われてしまった経典を求めた旅であった。
・しかし彼は「書物によって真理が得られる」と考えるタイプの人間である。注、しかし文章は上手だと思う。
・彼女は、実体験によって真理を追究しようとするタイプである。本書を読んでみれば、その態度を強く強く感じる。そのようなタイプの人間は数少なく、この意味において特異である。
2016/07/18
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