進化は個体か種か?

進化というテーマは、素人が勝手にいろいろなことを言ってもよいテーマである。それは、プロスポーツに対して、ファンがいろいろと論評するのに似ている。

進化とは変化なので、最初に何が変化が起こる時、たった一つの個体に対して起こるのか?その個体に起こったことが、生殖によって引き継がれて、次第に広がり、別の種に発展するのだろうか?

あるいは、複数の個体に対してほぼ同時に変化が発生するのだろうか?それが広がって別の種に発展するのだろうか?

さらに後者の場合、その変化が、単にある環境が複数の個体に対して同時に同じような影響を与えたからだろうか?あるいは種に依存する必然性があったからだろうか?はたまた全くの偶然だろうか?

複数の個体に変化が発生し、それが何らかの種に依存する必然性にもとづくものであれば、進化の主体は種であるということになる。

その他の場合は、それぞれ個体の変化の総体が進化と言うことになる。その中で、変化の出発点が一つの個体でない場合、進化の必然性(?)というものが存在しないことになる。

こんなことを考えている私はアホだろうか(笑)?

2014/09/15


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