PERTは、アメリカがポラリス型ミサイルの開発プロジェクトの管理のために開発した手法。(注、「ポラリス型ミサイルを搭載する潜水艦」と間違えて解説してあるところもあるので注意)。

PERTは、多くの複雑な作業から構成されるプロジェクトを、個々の作業に分解し、それらの前後関係・依存関係を明確にして、さらに個々の作業の作業量を見積もって、プロジェクトの管理を行なう。

複雑なプロジェクトは、多くの作業から構成されており「あの作業が終了しなければ、この作業が開始できない」などの依存関係を持っている。また単純な直列の依存関係ではなく、複雑なネットワークのような構成をしているのが普通である。PERTは、そのようなネットワーク状の依存関係をもった作業から構成されるプロジェクトを取り扱う。

PERTは、個々の作業の作業量を三点見積もり、すなわち楽観的な見積もり、確かそうな見積もり(中間的な見積もり)、悲観的な見積もりを行ない、工数管理をする。

PERTについては、別途、解説予定。