・この場合の「アスペクト」とは「視点」のこと

・アスペクト指向プログラミングとは、「特定の視点からの処理をサポートするプログラミング」といった意味で、継承関係などの関係のない処理(メソッド)に同じような処理を挿入することをいう。

・例えば具体的には、いろいろなメソッドにログ出力を(プログラムを変更しないで)入れるようなことをいう。注、書籍やネット上の情報では、アスペクト指向プログラミングの例としては、ほとんどこのログの事例しか見ることができない

・ログ出力以外のアスペクト指向プログラミングの重要な適用例としては、トランザクション処理が挙げられる

・指定されたメソッドの開始時にトランザクションを開始し、メソッドの終了時にトランザクションをコミット(あるいはロールバック)を行うことがソースコードを変更しないで可能となる

・AOPの実現メカニズムについては、「AOPの実現」を参照のこと

  注、アスペクト指向はオブジェクト指向と同レベルの重要性を持ったものではない