■ セル生産方式での生産量の調整
セル生産方式は、生産量の変動に柔軟に対応できる。セル生産方式は、次の手段により生産量を調整する。
1.セル内の人数の調整
2.セル数の調整
この二つのパターンをどのように用いるか。
生産量を増加させる場合。まずセル内の人数を増やす。そのセルが当該セルの生産方式で適切なセルの定員に達したら、新しいセルを作る。次に新しいセルの人数を増やす。これを繰り返す。
生産量を減少させる場合。特定のセルの人数を減らす。そのセルが人数に現象により維持できなくなれば、そのセルを廃止する。次に他のセルの人数を減らす。これを繰り返す。
これがセル生産方式での生産量の調整である。例えばコンベア生産方式と比較していただきたい。非常に柔軟性があることが分かる。