メンヘラになっている暇がない。
メンタルを病むとかそういう概念すらない世界に生きている人がいます。
気功の本家まといのばでも紹介されている、小説「ヒュウガ・ウィルス」のUG兵士です。
(引用開始)
ずっと一緒に戦ってきた仲間の一人がからだ中から出血して死にかけている時、それを悲しいと思わない兵士はいない。彼らは深く悲しんでいる、だが、悲しいとは言わないし、悲しい表情も作らない。悲しい悲しいと叫び大声で泣くことによってミツイが助かるならば彼らはそうするだろう。UG兵士はシンプルな原則で生きている。最優先事項を決め、すぐにできることから始め、厳密に作業を行ない、終えると次の優先事項にとりかかる。悲しいときにただ悲しい顔をしていても事態の改善はないことを彼らは子供の頃から骨身に染みて学んできたのだ。アメリカのテレビでおなじみの光景、災害や事故や犯罪の現場でレポーターが被災者や被害者の家族に聞く、悲しいですか?悲しいでしょう?最優先事項がなく退屈な人々はそれを見て今自分が悲しくないことを確認して安心する。(p.237 村上龍 ヒュウガ・ウイルス)
(引用終了)
c.f.「悲しいときにただ悲しい顔をしていても事態の改善はない」〜ジョブズもピカソも盗む〜 2013年10月11日
最優先事項を決め、すぐにできることから始め、厳密に作業を行ない、終えると次の優先事項に取りかかる、、、
彼らの優先事項のなかには、「メンタルを病む」ということはないのでしょう。
メンタルを病んでいても、事態の改善はないからです。
僕たちがメンタルを病んでしまうのは、最優先事項がなく、、、
ゴールとは関係のないことに囚われているからかもしれません。
スマホやPCって、一度に大量のアプリを起動させたり、写真や動画が溜まってくると、動作が重くなりますよね。
僕たちの脳もそれと同じで、ゴールとは関係のないことについて囚われていると、、、
それだけでメンタルは疲れてしまうんです。
そして、目の前にある、スナック菓子やSNSみたいな、インスタントな幸せにすがるしかなくなってしまいます。
お酒やタバコもそうですし、、、
家族や恋人に依存してしまうのも同じことです。
最近だと、ついついInstagramのリールや、TikTokをぼーっと見続けて、気がついたら1時間2時間と経っていた、、、!
なんてザラにあるでしょう。
そういった刺激的な情報に心と身体を晒し続けて、束の間の多幸感が過ぎたあとには、、、
僕はなにをしているんだろう?
僕はなにがやりたかったのだろう?
と、途方に暮れてしまいます。
前も後ろも見えない暗いトンネルにポツンと一人取り残された気分になります。
そんな状況を長い間、許していたら、、、
誰だってメンタルを病みます、、、
そこから抜け出すには、シンプルに「ゴール」です。
僕たちにとっての最優先事項を見出すことです。
Dr.Tの名著の一つ、頭のゴミを捨てれば脳は目覚める!には以下のように書かれています。
(引用開始)
ゴールと関係ないものはゴミ
では、抽象度を上げて感情というゴミを捨てるには、どうすればよいのでしょう?実はそのために欠かせないことがあります。
それは、ゴールを持つことです。
そして、常にゴールのために行動することです。
(中略)
嫌なことがあるとその気分を引きずってしまう。気分をうまく切り替えられるようになりたい……。そういうあなたは、自分がゴールを意識して生きているか。ゴールのために行動しているか。まずはそれを自問すべきです。
ゴールがないから、あなたの一瞬一瞬がゴールのためではないから、感情に振り回されてしまうのです。
(引用終了)
(苫米地英人『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』)
頭のゴミを掃除すれば、自分がやりたいことや興味のあることが自然と浮かんできます。
僕たちは本来、自然とゴールを見出して、目指してしまう生き物なので!
その際に、頭のゴミを気功で丸々ヒーリングすることはとっても有効です!
自分にとっての最優先事項がなにか、、、
それさえ掴んでしまえば、人生はまた楽しいものになってきます!
必要とあれば、ぜひセッションにお越しください!
頭のゴミ、消し去りましょう!