あるとき、職場で仲のいい同僚たちの態度が変わったことがあります。
とくに、職場で何かしたわけでもないのに態度が変わったんです。
数日前までは、タメ口で話し合っていたのに、徐々に敬語を使い始めたり、ニックネームで呼ばれていたのに苗字で呼ばれ始めたり、、、
とくに職場で問題を起こしたり、仕事で失敗をしたというわけでもなかったので不思議でした。
一体、なにが起こっているんだろう?
って思いました。
でも、たまたまその職場で一番仲の良い女の子が、「最近、様子変だよ!大丈夫!?何かあったの?!」と声をかけてきたんです。
そこでハタと気がつきました。
そうか、、、
みんなの態度をそうさせていたのは僕の方だったんだ、って。
当時は色々考えることがあったので、正直なところ、余裕もありませんでした。
疲れて、いつのまにか病んでいたのだと思います。
ただ、そうなっていたことには、自分自身ではあまり気がついておらず、自分をまとう雰囲気やオーラに出てしまっていたということです。
メンヘラのオーラですね、、、
声をかけてくれた女の子もかなり勘の鋭くて、彼女いわく、「いつもとオーラが全然違う!!!」とはっきり言ってきたのを覚えています。
僕たちは、言葉を発していなくても、お互いに非言語での情報伝達をしています。
思考はすべて、僕たちをまとうオーラに表れていると思っていいでしょう。
疲れて、心に余裕をなくして、心を病みかけてくると、荒々しくてブラックな思考になります。
もしくは不安や自己批判が頭の中をぐるぐる回り続けていたとしたら、、、
じめっ、、と暗くて病んでるオーラをまとっているかもしれません。
気功の本家まといのばでは、哲学者アランの言葉を引いて、上機嫌からはじめて幸福になることは義務だとおっしゃいます。
(引用開始)
アランに言わせれば上機嫌は義務なのです。
いや上機嫌からはじめて幸福になることは我々の義務なのです。
幸福になろうと欲しなければ、絶対幸福になれない。これは、何にもまして明白なことだと、ぼくは思う。したがって、自分の幸福を欲しなければならない。自分の幸福を作り出さねばならない。
幸福になることはまた、他人に対する義務でもあるのだ。(アラン『幸福論』92 幸福にならねばならない)
(引用終了)
c.f.ほんとうを言えば、上機嫌など存在しないのだ。気分というのは正確に言えば、いつも悪いものなのだ。 2022年03月09日
恋愛も人間関係もすべて僕たちのあり方次第でよくも悪くも変わります!
どうせなら、僕たちはいつも上機嫌で幸福でいて、そんな人生に周囲を巻き込んでいきましょう!
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