恋愛や人間関係が上手くいかないのは、〇〇に身を任せているから？

突然ですが、、、

みなさん、恋愛や人間関係が上手くいかない人のパターンってなんだと思いますか？

僕自身、色々な人と関わり、、、

彼ら彼女たちの相談や悩みを聞いたり、、、

あるいは、それを間近で見てきました。

そして、、、

自分自身の今までの恋愛や人間関係も省みても、同じように上手くいかなかったときは、あるパターンに陥っていたんです。

それは、気分や情動に身を任せているということです。

そのときの、気分や情動に身を任せているということは、そこに具体的な戦略や理論というのはありません。

そして、具体的な戦略や理論がなければ、フィードバックも取れません。

なぜ、上手くいかなかったのか？

次はどうすれば上手くいくのか？

どうすればこの結果を次に繋げられるのか？

そういった思考も促されず、同じ失敗のループを繰り返します。

たとえば、人間関係でいうならば、どんな人間関係においても、そのバックグラウンドには、ラポールの理論がありますよね。

c.f.吊り橋を揺らされたら、揺らし返せ。もしくは飛び降りろ（愛の反対は無関心なのか？） 2013年02月19日

恋愛や人間関係が上手くいくのも、上手くいかないのもラポールの理論がすべてです。

だから、僕たちが恋を成就させたり、人間関係を良くしようとするなら、理論どおりに動いていけば自ずと結果は出るものなんです。

逆にいえば、そのときの気分や情動に任せて、行動したり、コミュニケーションを取ってしまうから、恋愛も人間関係も上手くいかないし、病んじゃうんです。

気分や情動に任せて行動してしまうのって、あみだくじやサイコロで、口説き文句を決めちゃうのとほとんど同じです。

それでも運良く上手くいくときもあるでしょうが、、、、

当然、そこに再現性はありません。

たとえば、、、

仕事が上手くいかなかったり、、、

恋人に振られたり、、、

街中で仲睦まじいカップルを見たりして、、、

ふと「寂しい」という情動が発火したとします。

そんなときに、僕たちはついつい、「寂しい」という情動に駆られて、気にかけている異性の子にLINEでどうでもいいようなメッセージを投げかけたり、、、、

無闇やたらにお誘いをかけたりしてしまいます。

で、それはほとんどの場合は「あ、この人暇なんだ」とか「かまって欲しいんだ」と見透かされ、、、

フラれて終わります爆笑

これが、多くの人が恋愛や人間関係で上手くいかないパターンの一つです。

そうではなく、たとえば「寂しい」という情動が発火したなら、それを満たすために、「恋人を作る」といったゴールを設定して、その為に情動を利用します。

Dr.苫米地は、「情動は娯楽にせよ」「ゴールに意味のある感情だけを味わうこと」と仰っていますね。

情動を娯楽としつつ、ゴールにとって重要な情動のみを許可します。

（引用開始）

ゴールに意味のある感情のみ許せ

　前項で「感情に振り回される」というゴミを捨てるためには「感情を娯楽にせよ」と書きました。そんな難しいことできない……と不安になった人もいるかもしれません。しかし心配する必要はありません。要は「ゴールに無意味な感情は自分に許可しない」というルールを自分に課すだけです。そうすれば、ただ単に「嫌い」「イライラする」「寂しい」などの感情は自然と消えていくでしょう。

　一方、ゴールに向かって挑戦したが、満足できる結果ではなかったための悔しさやイライラというものもあります。

　これらはゴール実現に意味のある感情です。ですからこの感情は存分に味わってよいのです。そして先ほども言ったように、ゴールに向かっている途上で味わう達成感や嬉しさも、存分に味わってモチベーションとして使いましょう。さまざまに湧く感情の中で、ゴールに無意味な感情は捨て、ゴールに意味のある感情だけを味わうことにするのです。

　最初のうちは、とにかく「ゴールに無意味な感情は許可しない」と自分に言い聞かせてください。前頭前野の情報処理で介入するのです。

　それだけでゴールに無意味な感情のゴミは消えていくようになります。

　このように、感情のゴミを捨てるコツは、

「すべての感情を娯楽にすること」

「ゴールに無意味な感情は捨て、ゴールに意味のある感情だけを味わうこと」です。

　その基本にあるのは、抽象度を高く上げること。抽象度を上げて、ゴールを設定し、すべての行動をゴールのために行なうことです。

（引用終了）

『苫米地英人「頭のゴミを捨てれば脳は目覚める！」より』

「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!

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